

テニスデイリー注目の男子・女子選手をピックアップしてご紹介。
どの選手も今後の活躍に期待です!
日本人歴代最高となる世界ランク4位につけたこともある「日本のエース」。2014年の全米オープンで当時世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破って準優勝を飾った。2016年のリオ五輪では日本テニス界に96年ぶりとなるメダル(銅)をもたらしている。Forbes誌が発表した2017年のスポーツ選手長者番付で日本人テニス選手として唯一ランクイン(26位)。
ハイチ系アメリカ人の父親と日本人の母親を持ち、3歳でニューヨークへ移る。2014年に予選から出場した大会で当時世界ランク19位のサマンサ・ストーサー(オーストラリア)を撃破。2016年、日本勢初となるWTA最優秀新人賞を受賞。2017年に日本代表入り。2018年3月には元世界女王のマリア・シャラポワ(ロシア)とセレナ・ウィリアムズ(アメリカ)を立て続けに破り、ツアー初勝利も手にした。翌4月、フェドカップ(国別対抗戦)のシングルスで勝利して日本のワールドグループ2部復帰に貢献。サーブは時速200kmを超える。現在、最も勢いのある日本人選手。
世界ランクの自己最高は日本人歴代2位(36位)。2018年の全豪オープン1回戦で当時世界ランク9位のジャック・ソック(アメリカ)を破る大金星。錦織圭が欠場した同年2月のデビスカップ(国別対抗戦)イタリア戦でチーム唯一の勝利をあげた。その直前に行われたホップマンカップ(男女混合国別対抗戦)では大坂なおみと組んでミックスダブルスに出場している。
アメリカ人の父親と日本人の母親を持ち、14歳でスペインに渡ったイケメンの国際派。2014年のチリオープンで予選から勝ち上がり8強入りを果たすと、同年のデビスカップ(国別対抗戦)で日本代表に選出され、2016年にはリオ五輪に参加。2018年3月、元世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破る番狂わせを演じた。同年4月には西岡良仁と初めてダブルスを組んでいる。
ジュニア時代から国内外で数多くの栄誉を獲得し、天才少女と呼ばれてきた。2017年の全米オープンで当時世界ランク8位のスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)を下し、トップ10選手から初勝利。さらに日本人として初めて、そろって元世界女王のビーナス&セレナ・ウィリアムズ姉妹(アメリカ)を破った。土居美咲と組んだダブルスでも結果を収めている。日本代表としてもチームを牽引。2018年のフェドカップ(国別対抗戦)では、2月のプレーオフ昇格戦で初戦のシングルスに先勝し、4月のワールドグループ2部プレーオフでも貴重な勝利を挙げ、5年ぶりの2部復帰に貢献した。
中学卒業後、オーストラリアにテニス留学。プロ転向前の2012年にノーランクながらもITF大会(ツアー下部大会)を制した。2015年に尾﨑里紗、加藤未唯ら日本女子期待の世代である「1994年組」として初のWTAツアー優勝。2016年のリオ五輪で1回戦突破。ダブルスも得意としており、2017年に初タイトルを獲得。シングルスとダブルスの両方で4大大会すべての本戦出場を果たしている。
シングルスで2017年のジャパン女子オープンに準優勝したが、よりいい成績を残しているのはダブルス。4大大会すべての本戦に出場しているほか、穂積絵莉と組んで、2016年にWTAツアー初優勝、2017年には全豪オープン4強と躍進(このペアは“えりみゆ”と呼ばれる)。美人選手として注目され、バラエティ番組に出演することもある。2018年1月、日本代表に初選出。同年4月のフェドカップ(国別対抗戦)ワールドグループ2部プレーオフでは、二宮真琴とのコンビで天王山となったダブルスを制した。
大坂なおみも憧れる俊足を誇り、次世代のエースと目される22歳。2014年のアジア競技大会のシングルスで金メダル、団体で銅メダルを獲得。2015年から3年続けてデビスカップ(国別対抗戦)に出場。2017年に左膝の前十字靭帯断裂という大ケガを負うも、復帰後まもない2018年の全豪オープンでシード選手のフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)を破ってみせた。
ニュージーランド人の父親と日本人の母親を持つ、ダブルスのスペシャリスト。ジュニア時代はニュージーランド代表だったが2017年に日本国籍でプレーすることを決め、内山靖崇とのダブルスでデビスカップ(国別対抗戦)に出場。内山とは同年の楽天オープンでも組みツアー初勝利をあげた。2018年全豪オープンで、4大大会初出場ながらベスト4進出と大躍進。
攻撃的なプレーが持ち味のサウスポー。同い年の奈良くるみとともにジュニア時代は国内外で数々の栄冠を獲得してきた。ツアー初勝利はダブルスが2014年、シングルスが2015年。ウィンブルドンと相性が良く、2011年に4大大会初勝利を含む2勝をあげると、2016年にはベスト16入りを達成した。2016年のリオ五輪ではシングルスとダブルスに出場。飛躍の年となった2016年は、全米オープンでアジア人選手として唯一のシード選手として出場している。
全国小学生大会で優勝、全日本ジュニアでシングルスとダブルスを制し、2012年全豪オープンジュニアでベスト8進出と、ジュニア時代から活躍。2014年のアジア競技大会の団体で銅メダル獲得に貢献。2017年の全豪オープンで4大大会初出場、同年の全米オープンで初勝利を達成した。笑顔が魅力で高梨沙羅似と言われることも。
2006年に全日本ジュニア優勝。2014年のアジア競技大会ではシングルスと団体で銅メダルを獲得した。2017年の全豪オープンでは、シングルスで4大大会本戦初出場、加藤未唯と組んだダブルスで準決勝進出と大きく飛躍。加藤とは準優勝を飾った2011年全豪オープンジュニアの頃からペアを組む。試合中に華やかなジュエリーを着けていることで知られ、2017年にはドイツのジュエリーブランドとコラボしてコレクションを発表した。
日比野菜緒、尾﨑里紗、加藤未唯らと同じ「1994年組」の一人。2011年、全仏オープンジュニアのダブルスで尾﨑と組んで4強入り。プロ転向後は同世代から一歩遅れを取っていたが、2017年にウィンブルドンのダブルスで準決勝進出。そのご褒美に、大ファンである広島カープの試合で始球式を務めた。2018年1月に日本代表に初選出されると、10年来の旧友である加藤とダブルスを組み、フェドカップ(国別対抗戦)のワールドグループ昇格に尽力した。