WTAシングルス
142位
142位
ジュニア時代にはウィンブルドン・ジュニアの単複を制した経歴がある。カナダのナショナルチームの一員として強化されてきた選手のひとり。存在感の華やかさでも注目されている。テニスはライジングをベースとしたパワーヒッターで、サービス、ストロークともに強いスイングで振りきって、ボールの威力で勝負していくタイプ。見た目の印象以上に、技術的、戦術的に高いものを持つ。2014年ウィンブルドンで準優勝し、同年10月20日付世界ランキングで5位を記録。しかし、2015年は一転して極度の不振に陥ってしまう。全仏とウィンブルドンで初戦敗退を喫し、全米では4回戦をプレーする前にロッカールームで転倒して頭部を強打して棄権。以来、脳しんとうからくる目まいの症状に悩まされることに。2016年は1月のホバート、3月のクアラルンプールで準優勝するが、シーズン中盤以降は早期敗退が続いた。2017年は1月のシドニーでベスト4、5月のマドリッド(WTAプレミア・マンダトリー)でベスト8へ。マドリッドでは2回戦で薬物使用による出場停止処分からツアー復帰したシャラポワに対して、自身の厳しい意見をぶつけるとともに、テニスで倒して大きな注目を集めた。
2018.12.21 更新