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大坂なおみの抗議の効果、シフィオンテクが対面での記者会見を免除される

2020年「全仏オープン」でのシフィオンテク

自身の心の健康を守るために記者会見をボイコットする、という大坂なおみ(日本/日清食品)の今年の「全仏オープン」での決断が、メディアとのやりとりのあり方にようやく変化をもたらしたようだ。今月開催された「WTAファイナルズ・グアダラハラ」で、イガ・シフィオンテク(ポーランド)はマリア・サカーリ(ギリシャ)に敗れた後に、対面での記者会見を実施しないことを許可されたのだ。代わりに、シフィオンテクは記者たちと直接やりとりすることなく、記者から送られてきた質問に答えることを認められた。スポーツウェブメディアSportskeedaが報じている。

2020年の「全仏オープン」覇者であるシフィオンテクの最終戦デビューは期待通りにいかず、グループリーグの初戦でサカーリに屈した。ストレートでの敗戦後、シフィオンテクは感情を制御することができず、ネット越しに抱擁した際にはサカーリから慰められていた。


26歳のサカーリは試合後、20歳のシフィオンテクが落ち着きを保つのに苦戦しているのを見て、気の毒に思ったと認めている。


「彼女が苦しんでいるのは見てわかったわ。ネットの反対側から見て気持ちのいいものではなかった。彼女はすごくすごくいい子なの。私たちはいつも素晴らしい練習をしているし、最高のおしゃべりをしている。あれ(慰めたこと)は自然なことだった」


シフィオンテクは、最終戦の初出場というプレッシャーに対処できなかったことに「苛立ちと悲しみ」を感じていたと語っている。「ストレスを乗り越えられなかったことに、ただ苛立ちと悲しみを感じていたの。それを身に着けるための時間はまだあるということをいつも忘れてしまうのよ。最終戦に出場していると、自分がこのスポーツについて多くを知っているような気がする。でも実際にはそうでない場面もあるかもしれない。だって私は、ああいう瞬間をまだ多くは経験していないから。これが自分にとって初めてのことだと忘れた時は、ストレスのせいで何試合か落としても今はまだ構わないわ」


自身の心の健康を保護するために「全仏オープン」開催中には記者会見に出ないと決めた時、大坂は記者会見の行われ方に変化をもたらしたいとも語っていた。その後、この問題についての意識を高めたとして、テニス界にとどまらない様々なスポーツ選手たちが大坂を称賛した。大坂にならって心の健康を守るために、「東京オリンピック」でいくつかの種目を棄権した体操選手のシモーネ・バイルズ(アメリカ)もその一人だ。


大坂は「全米オープン」3回戦で、後に決勝まで勝ち上がったレイラ・フェルナンデス(カナダ)に敗れた後、再びテニスからの離脱期間を設けることを決めた。大坂は、もはや競い合うことを楽しめないと明かしていた。


しかし、現在24歳の大坂は先日、間もなく試合に復帰することを示唆するように、笑顔でコートに立つ写真をSNSに投稿している。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2020年「全仏オープン」でのシフィオンテク
(Photo by Getty Images)

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