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バーティ、開催地がメキシコに変更のシーズン最終戦を欠場か?

写真は2019年「ウィンブルドン」でのバーティ

女子のシーズン最終戦となる「WTAファイナルズ」の開催地が中国の深セン市からメキシコのグアダラハラに変更になったことで、ディフェンディングチャンピオンのアシュリー・バーティ(オーストラリア)が欠場する可能性が出てきた。豪ニュースサイト nine.com.auなど複数のメディアが報じている。

その年のシングルスとダブルスの世界トップ8が頂点を競う「WTAファイナルズ」は、新型コロナウイルスの影響により開催地の変更が発表されたばかりだ。前回開催された2019年大会で優勝した世界ランキング1位のバーティは、今年も参加することが見込まれていた。だがグアダラハラでの悪条件やバーティのコンディションを懸念して、今年の大会は見送る可能性をチームが示している。


バーティのコーチを務めるCraig Tyzzer氏は、海抜1500mという立地やプレッシャーレスボールが使用されることなど、大会の環境を酷評した。「プレッシャーレスボールは普通に使えば弾まないが、あの会場ではかなり飛ぶだろう。そういう異例の環境で、世界最高の女子選手たちがやったことのないプレーをするというのは、あまり健全ではないと思っている。これまでにプレーしたことのないコンディションと国、しかもかなり海抜の高いところ。どれをとってもバカげているとしか言いようがない。そんな大会を観客の前で開催するだなんて、考えただけで恐ろしい」


一方で、新型コロナに対して今も厳しい制限を設けるオーストラリアでは、入国の際に2週間の隔離生活を送らなければならない。バーティがメキシコでの「WTAファイナルズ」に参加すれば、来年の1月17日に開幕となる「全豪オープン」にも影響をきたすかもしれないとタイザー氏は言う。練習面だけでなく、その時期は夏に当たるオーストラリアで十分にリフレッシュする時間が取れなくなるからだ。


「東京オリンピック」の2回戦敗退に続き「全米オープン」でも3回戦敗退を喫したバーティは「心身ともに疲弊している」とタイザー氏は明かし、「(来月の)“WTA1000 インディアンウェルズ”にはまだ参加する可能性があるが、彼女には休みが必要だ。だから、休暇を取ってゆっくりするように言ってある」と述べている。


「WTAファイナルズ」への出場については「じっくり考えて決めなければならない」とタイザー氏はコメントしており、まだ正式には辞退していない。今後の動向が気になるところだ。


(テニスデイリー編集部)



※写真は2019年「ウィンブルドン」でのバーティ
(Photo by Matthias Hangst/Getty Images)

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