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ドロップショットとロブで相手を翻弄。理想的な前後の揺さぶり攻撃【名プレー振り返り】

「ASBクラシック」でのスーウェイ

大坂なおみ(日本/日清食品)が「全豪オープン」で優勝したり、ビアンカ・アンドレスク(カナダ)やココ・ガウフ(アメリカ)といったニュースターが誕生したりなど、多くの話題があった2019年の女子テニス。ツアーでは今年も多くの名プレーが生まれた。今回は、WTA(女子テニス協会)の1月の月間ベストショットにも選ばれた、シェイ・スーウェイ(台湾)のドロップショットロブを組み合わせた、相手を振り回す理想的な前後の揺さぶり攻撃を振り返って紹介する。

このプレーが生まれたのは、シーズン開幕戦の一つ「ASBクラシック」準決勝のアンドレスク戦でのこと。


ラリーの途中で、スーウェイはベースライン付近から意表を突くドロップショットを見せる。これはアンドレスクにしっかり対応されるも、今度はロブで翻弄。アンドレスクは頭上を抜かせまいと手を目一杯挙げてなんとか返す。だがスーウェイの前後の揺さぶり攻撃はまだ終わらない。


更にドロップショットを放ち、アンドレスクを慌てさせる。そして返ってきた緩やかなボールに対し、もう一度ロブをお見舞い。今度は頭上を抜いて決め切った。完全に相手を翻弄したこのプレーに観客は大興奮。スーウェイ自身も喜び、両手を挙げていた。


スーウェイはトリッキーなプレーで相手を翻弄する戦術家。パワーよりも精度と駆け引きで相手からポイントを取るタイプで、ゲーム性が高い試合運びをするのが特徴。まさにスーウェイらしさが表れたポイントだった。


ちなみにスーウェイは、今年大坂と4度対戦。スーウェイの1勝3敗だったが、3試合でフルセットの接戦を演じている。また33歳のベテランながら、今シーズンを世界32位で終えている。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ASBクラシック」でのスーウェイ
(Photo by Dave Rowland/Getty Images)

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