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世界1位の大坂なおみを破ったベンチッチ、怪我で300位台への後退からトップ20へカムバック

「BNPパリバ・オープン」で試合後に握手するベンチッチ(右)大坂なおみ(左)

世界1位として「BNPパリバ・オープン」に臨んだ大坂なおみ(日本/日清食品)を4回戦で破ったのは、23位(当時)のベリンダ・ベンチッチ(スイス)だった。ジュニア時代から注目されてきた一方で、怪我などによる低迷にも苦しんだが、本調子への復帰を印象付けた。

最新のランキングではベンチッチの順位は20位と上位層に入っている一方で、2016年にはキャリアハイの7位に達したものの、2017年には一時318位までランキングを落として低迷。怪我などの影響からなかなか復活できずにいた。


元々ベンチッチ自身はかねてから注目を集めていた。マルチナ・ヒンギス(スイス)の母親であるメラニー・モリトーの指導を受けており、ジュニア・ウィンブルドンで優勝したほか、ジュニアの世界1位も獲得するなど実績も豊富。ほかにも弱冠17歳での「全米オープン」の準々決勝にも進出するなど、早くから大舞台も経験してきた。


同選手のカムバックを米スポーツ専門局のESPNも取り上げているほか、大坂も称賛。「ジュニア時代も、今でもスター」と話すなど、現在の大坂にとっても存在を無視できない。


同専門局によれば、怪我の影響とスランプからの復活劇について「カムバックできて本当に嬉しく思っています。自分の実力はまだ失われていないことはわかっていました」とベンチッチは話しており、嬉しさと自信を示して見せたようだ。


ほかにも、同選手は自身のプレーについて「コートに出る時は良い作戦を用意しています」とベンチッチは語り、「それが私の武器だと思っています。対戦相手のゲームの弱点を見つけるようにしています」と解説。


さらに下部大会に出場していた経験についても「日陰の時代があっても問題ありませんでした。実際、とても楽しかったんです。周りに誰もいない、自分一人だけの時間。中継もなく、ライブのティッカーがあるだけ。とても自由にプレーできるんです。期待とか注目とかが全く無くて。良い気分でした」と、同選手は話した。


加えて「私はいつも注目されていないとダメという人間ではありません」と自身をベンチッチは説明した。


今後、ベンチッチが大坂ら女子の上位ランカーらとどんな競争を繰り広げるか、注目点の一つになりそうだ。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「BNPパリバ・オープン」で試合後に握手するベンチッチ(右)大坂なおみ(左)
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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