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今さら聞けないテニスのイロハ ~第4回 「ブレーク」についてもっと知ろう〜

2018年「全豪オープン」での試合の様子

前回は、テニスの試合で使われる「キープ」と「ブレーク」についてお伝えしました。「キープ」はサーブ側が、「ブレーク」はそれを受ける側がゲームを取るということでした。

ところが、試合を観ていると単なる「ブレーク」だけではなく、そこから派生した色々な言い回しがあることに気付きます。今回は、そういった「ブレーク」に関する用語を知っていきましょう。

■ブレークポイント

ブレークポイントは、「ここでポイントを取るとブレークできる」というものです。つまり、自身がレシーバー側のときに「15-40」や「0-40」というスコアになっている状況ですね。

面白いことに、このブレークポイントは数えられるんです。1つ、2つ、3つと。

「0-40」の状態から見ていきましょう。ここでレシーバーBさんが決めればブレークになりますが、サーバーAさんが粘って「15-40」になるとします。それでもまだブレークのチャンスは続きます。さらにサーバーAさんが粘って「30-40」となってもチャンスは続きます。つまり、チャンスが3回あるということなので、「3つのブレークポイントを得る」ということになるんです。

あと1本サーバーAさんに粘られてしまうと「40-40」のデュースとなり、いったんブレークのチャンスは消滅するので、ブレークポイントは多くても3つまでということになります。

ちなみにこのブレークポイントは、記事の中では得る、獲得する、握る、などと表現され、実際にブレークに成功した場合はこれらの表現は使われません。

ブレークバック

ブレークは、レシーバーがゲームを取ることでした。つまり、不利な側がゲームを取る=リードする、ということです。キープするだけでは勝てませんからね。

逆に見ると、キープに失敗する=ブレークされる=リードされる、ということです。このリードを取り戻すのが「ブレークバック」。相手にブレークされてリードされている状態から、ブレークし返して追いつくことを表します。

■ブレークアップ/ブレークダウン

ブレークアップとは、ブレークしてリードしている状態。ブレークダウンとはその逆で、ブレークされリードされている状態のことです。

つまり、どちらの選手目線で見るかという違いですね。

これも、いくつリードしている(されている)かによって、ワン・ブレークアップ(ダウン)、ツー・ブレークアップ(ダウン)というように数字を加えて表現されます。

ただし、この数字を加えた言い方は主に実況などで読み上げられるもの。文字にすると少しわかりにくいため、記事では「ブレーク1つリード」「2つのブレークを追う」などというように表現することが多いです。

■終わりに

試合は目だけでも楽しめますが、実況があるとより臨場感が増しますよね。その実況でよく耳にする「ブレークポイント」「ブレークバック」「ブレークアップ」「ブレークダウン」といった用語について知っておくと、さらに試合を楽しめるでしょう。

テニスの基礎知識をつけて、一緒にテニス観戦を楽しみましょう!

第1回 テニスの「スコア」について
第2回 テニスの「タイブレーク」について
第3回 「キープ」と「ブレーク」について

(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年「全豪オープン」の時のもの
(Photo by Scott Barbour/Getty Images)

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