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コラム

今さら聞けないテニスのイロハ ~第1回 テニスの「スコア」について~

2017年「全米オープン」のときのもの

テニスをあまり知らない人でも、テニスのスコアがちょっと変わっているのはご存じではないでしょうか。
野球やサッカーのように1点、2点ではなく、0(ラブ)、15(フィフティーン)、30(サーティー)、40(フォーティー)と変則的に増えていきます。

でも、テレビでテニスの試合を見たり、ネットで試合の結果を見たりすると、「3-6、6-4、6-1」となっていて、「30とか40とかじゃないの?」となったことありませんか?

テニスのスコアって、実は結構複雑なんです。ということで、今回はテニスを初めて観戦するという方に向けて、スコアの付け方をご紹介します。

■ゲームとセット

ご存じのように、テニスではスコアが0、15、30と増えていきます。
ショットが決まるたびに審判が「ラブ・フィフティーン(0-15)」「サーティー・オール(30-30)」のようにコールをしていきます。そして、最後のショットが決まると「ゲーム、誰々」と選手の名前を呼びます。

つまり、40の次にショットが決まると「そのゲームを取った」ということになります。

そして、このゲーム数が一定数(一般的には6)になると、「そのセットを取った」ということになるんです。

最終的に3セットマッチであれば先に2セットを、5セットマッチであれば3セットを取った選手の勝利となります。

スコアには獲得したゲーム数が表示されます。最初の例に出したスコアは「3-6、6-4、6-1」ですが、これは

・第1セットはAさんが3ゲーム、Bさんが6ゲームを取ってBさんが勝利
・第2セットはAさんが6ゲーム、Bさんが4ゲームを取ってAさんが勝利
・第3セットはAさんが6ゲーム、Bさんが1ゲームを取ってAさんが勝利
→Aさんが2セットを先取したのでAさんの逆転勝利!ということになります。

■ポイントとは?

テニスの中継では「Aさんが2ポイントリード」というような実況があります。
この2ポイントリードとは「30-0」「40-15」のように、2つ分のリードがある、ということです。
数字通り「15ポイントのリードがあります」と言うとわかりにくいこともあるので、テレビ中継などではこの「ポイント」という表現が多くあります。

■デュースとは?

テニスは基本的に「相手に2ポイントの差」をつけないと勝ちになりません。
つまり、「40-40」の状態で1ポイントを決めてもそのゲームを取ったことにはならないということです。
両者のスコアが「40-40」で並んだときは「デュース」となり、2ポイントを連取して差をつけた方がそのゲームの勝者となります。

デュースの状態で1ポイントを取った状態を「アドバンテージ」と言い、スコアのところに「A」のマークがつきます。そして連取できれば「ゲーム、誰々」とコールされるのですが、連取できなければ再度「デュース」となります。

実力が均衡した試合では延々とデュースが続くこともあり、試合が長くなる一因でもありますが、なかなかゲームを取れない状態から一気にポイントを重ねる様子がカタルシスでもある瞬間です。

■終わりに

テニスに精通した方は「そんなこと知ってるよ!」という内容ですが、初めてご覧になる方には「なるほど」と思っていただけたのではないでしょうか。

この知識を元に、過去の試合の結果をご覧になってみてください。きっとどんな試合が繰り広げられたか、記事を読むのも楽しくなってきますよ。

テニスの基礎知識をつけて、一緒にテニス観戦を楽しみましょう。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2017年「全米オープン」のときのもの
(Photo by Elsa/Getty Images)

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