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「本当に信じられないよ」かつてナダルを全仏で破ったソダーリングも、V11に舌を巻く

2010年「全仏オープン」で対戦した時のナダル(右)とソダーリング(左)

「クレーコートで彼に勝つのは簡単ではない」元世界ランキング4位のロビン・ソダーリング(スウェーデン)が、ラファエル・ナダル(スペイン)についてそう語ったとATP公式サイトが紹介している。

「全仏オープン」で前人未踏11度目の優勝を果たしたナダル、全仏での通算戦績は実に86勝2敗を誇る。そんなナダルがたった2回だけ敗れた相手が、2015年のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と2009年のソダーリングだ(2016年の棄権は除く)。ナダルを全仏で破った経験があるソダーリングでさえ、全仏での対ナダル戦は1勝3敗。だからこそ余計に分かるのかもしれない。「クレーコートでナダルに勝つのは簡単ではない。そして5セットマッチのクレーコートで彼を破るのはさらに難しい」 とソダーリングは話す。「それはものすごくうまくやれる選手でなくてはいけないし、クレーコートで彼に勝つためには現代のどの選手であれ、すごく攻めなければ望みはないだろうね」

さらにソダーリングはナダルのレベルをよく理解しながら、それでも11度目の全仏優勝は頭から離れないことであるようだ。「こんな事は二度と見られないだろう。まあ少なくとも自分が生きている間には」ソダーリングは言う。「信じられないよ。彼をとてもよく表していると思う。すでに10回も勝っていながら、11回目の勝利のためにここにいることには本当に感心するよ。彼は初勝利の頃と同じかそれ以上に勝利を切望しているようだ。彼は全く意欲を失っていない。それが見ていて素晴らしいよ」

ナダルの強さの秘密についてもソダーリングは「リスクを冒し、それによっていつもよりミスが少し増えたとしても気にしない。その上で自分自身のプレーをし、自らや周囲に"勝つためにコートに立っているんだ"という事を見せることは重要だと思う」と続ける。「本当に多くの選手、素晴らしい選手やトップ選手達。彼らでさえ本当に100%自分が勝てると信じているわけではないことは見て取れるだろう。彼らは勝ちたいと思ってはいるが、勝利を確信してはいない。自分が勝つためにコートにいると周囲に示すことは本当に大切だと思うよ」

現在ナダルは今までで一番調子がよかった頃と同じくらい好調であり、挫折がなければ、将来的にもっと全仏の優勝カップを手にするのが見られるだろう、とソダーリングは思っている。「彼のバックハンドは実際に少し改善されたようだ。本当に今のバックハンドには感心させられる。守備もとても良い」とソダーリングは話す。「彼はもしかしたら5年、6年、10年前ほどは動けていないかもしれない。しかし、それはすごく些細な違いでしかない。現在彼はおそらく以前同様に好調で、ただただ素晴らしい。もし彼が怪我もなくこのままやれるなら、今後さらに2・3・4回と勝てないことはないだろう。本当に信じられないよ」

ナダルの「全仏オープン」11回の制覇はすでに前人未到の記録ではあるが、ソダーリングだけではなく多くのファンが更に記録を伸ばす事を期待しているだろう。今後もクレーキング・ナダルの活躍に注目だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2010年「全仏オープン」で対戦した時のナダル(右)とソダーリング(左)
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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