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ウィンブルドン

4時間超え激闘制したナダル「感情の高まる試合だった」、デル ポトロと健闘を称えあう。[ウィンブルドン]

肩を組んで歩くナダル(左)とデル ポトロ(右)

芝の上をダイブし、観客席に飛び込むほどの勢いで走り、全力で滑り込む。ラファエル・ナダル(スペイン)とフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)は準々決勝で、実に気持ちの良い素晴らしいテニスを見せてくれた。

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)大会9日目、二人の準々決勝は4時間48分にもわたる大激闘。7-5、6(7)-7、4-6、6-4、6-4のフルセットでナダルが勝利を収め、7年ぶりとなる「ウィンブルドン」ベスト4入りを果たした。

惜しくも敗れたデル ポトロは試合が終了した瞬間、センターコートのベースラインでうつ伏せになっていた。「ずっとあそこにいたかった」「一晩中でも」とデル ポトロは試合後に語った。デル ポトロは、絶望感と疲労困憊とが入り混じったようなその姿勢をちょっとの間続けたが、そうなるのも仕方ないと感じられた。それほどの激闘だったのだ。

すると、準決勝の切符を手にしたナダルはデル ポトロに歩み寄り、しばらくの間健闘を称えて抱き合ったのだ。それから2人は肩を組み歩きはじめた。

「僕たち二人にとって感情の高まる試合だった」「そしてファンにとっても」と、ナダルは言う。

正にその通り、試合中の両者は一球一球に食らいつき、身体を投げ出して気迫のプレーを見せていた。デル ポトロがボールに飛びつき倒れながらもボレーを決めると、同じゲームに今度はナダルが、ボールを追った勢いが余り観客席に飛び込むシーンが見られた。そして会場の観客は、二人の全力プレーに熱狂し大歓声を上げていた。

デル ポトロは試合後「ラファはファイターだ」「それに、素晴らしいテニスをする」と語った。

この素晴らしい試合を制したナダルは準決勝で、長年のライバル、第12シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。

(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は肩を組んで歩くナダル(左)とデル ポトロ(右)
(Photo by Chaz Niell/Icon Sportswire via Getty Images)

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