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錦織「100%こっちに来ると思った」試合を決めたリターンエース。宿敵チリッチ破りベスト4進出[全米オープン]

「全米オープン」準決勝で勝利が決まったときの錦織圭

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会10日目、男子シングルス準々決勝で錦織圭(日本/日清食品)が第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)を2-6、6-4、7-6(5)、4-6、6-4のフルセットで破って準決勝進出を果たした。その錦織が試合後のインタビューに答えた。

試合を振り返って錦織は「本当にタフだった。ファイナルセットもリードしていたのに追いつかれた。彼とはいつもすごい試合になる。本当に今日の試合もタフだった」と語った。そして「今日は苦しかったですね。正直。自分のテニスが100点ではなかったので。耐えるしかなくて、自分で葛藤しながら1ポイントずつ戦って。最後、若干は良くなったけど、あまり良くない中でも戦うことだけを考えてプレーしました」とも語った。

トップ10相手の勝率の高さ、特にファイナルセットにもつれたときの勝率の高さについては「とにかく毎回、すべてのポイントを戦い続ける。すべてのポイントにフォーカスする。それを心がけているが、その結果ではないでしょうか」と答えた。

また、今日の試合に関しても「なるべく後をひかずに、過去を考えずに。4セット目はあまり良くない落とし方でしたけど、冷静にプレーすればまたチャンスが来ると思っていました」と話す。そして「彼のサービスゲームでも時々チャンスがあったので、リターンに集中して、少しずつリズムを上げていくことを意識していました。特に最後は集中していましたね。リターンが命だと思っていたので、どっちに来ても良いように準備していました。読みが当たったのも良かったですね」と語った。

そして試合を決めた最後のリターンエースについては「100%こっちに来ると思っていたので、待っていましたね」と笑顔で語った。

次戦については「正直、レベルを上げたいですね。出だし、ファーストサーブが入らなくて苦しんだ場面もありましたし、アンフォーストエラーも多かったので。いろいろ調整して、身体も戻して明後日を迎えたいと思います」と語った。

この日、第1セットではファーストサーブの入る確率は39%と低く、チリッチに先にリズムを作られた。試合を通しても8ポイント、ブレークも1つ少なかった。それでも第3セットのタイブレークなど、勝負どころのタフさで上回り、2014年の「全米オープン」決勝で敗れたチリッチに見事リベンジを果たした。

次戦の相手はこの後に行われるノバク・ジョコビッチ(セルビア)とジョン・ミルマン(オーストラリア)の勝者。厳しい、タフな試合を乗り切った今日の流れが続いていけば、初のグランドスラム制覇も夢ではないだろう。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」準決勝で勝利が決まったときの錦織圭
(Photo by Elsa/Getty Images)

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