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全豪オープン

ナダル、シュワルツマンを3時間51分に及ぶ激闘の末に制し準々決勝へ[全豪オープン]

激闘を制し、準々決勝進出を決めたナダル

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)の7日目となった1月21日、男子シングルス4回戦で、第1シードで世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン)と第24シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が対戦。6-3、6(4)-7、6-3、6-3でナダルが勝利し、「全豪オープン」2年連続ベスト8入りを果たした。試合時間は3時間51分。

両者の過去の対戦成績は3勝0敗でナダルが大きく勝ち越している。

第1セット、両者ともにキープし合う展開から始まった。先にブレークチャンスを得たのはシュワルツマン。第5ゲーム、第7ゲームでナダルは追い詰められるが、粘りのあるプレーでどちらもキープすることに成功する。続く第8ゲーム、逆にナダルはブレークチャンスをつかみ、デュースの末にブレークに成功すると第9ゲームを危なげなくキープし、第1セットを6-3で先取した。

第2セットは第1セットと違い、両者がブレークし合う激しい展開となった。

ナダルが先にブレーク成功なるも、続く第2ゲームでシュワルツマンにブレークバックされてしまい、リードを広げることができなかった。第5ゲームで再びブレークし、シュワルツマンを引き離すことに成功したナダルはここから勢いに乗りたかったが、諦めることなく積極的なプレーを見せるシュワルツマンに第8ゲームでブレークバックされ、試合を振りだしに戻されてしまう。その後、世界ランク1位の意地を見せたナダルは、第11ゲームで再びブレークするも、シュワルツマンに再度ブレークされ、タイブレークに突入した。タイブレークでもシュワルツマンはナダルを攻め立て続け、最後はシュワルツマンに6(4)-7で第2セットを取られてしまう。荒れた展開となった第2セットはなんと1時間20分にも及ぶ見応えのあるものだった。

セット間では両者ともにトイレットブレークを取り、シャツだけでなくパンツも着替えてくる様子が見られた。メルボルン・パークは1月18、19日には40度近い気温で酷暑がニュースにたびたび取り上げられていた。今日は最高気温が26度前後と比較的低かったが、湿度が高く、さらに長引く激戦により、両者ともセットの序盤からウェアが汗で貼り付いていた。

第3セット、またしてもうって変わってキープし合う展開に。先に第4ゲームでブレークに成功したナダルは順調にキープを続けていく。シュワルツマンも追い上げるが、なかなかチャンスを作ることができず、終始ナダルのペースで進み、6-3でナダルが第3セットを取り、セットカウント2-1とリードする。

第4セットになってもシュワルツマンは諦めなかった。第2ゲーム、ナダルのサービスゲームをデュースまで追い詰めると、そこから7度のデュースになるまで粘った。しかし、粘り強さではナダルも負けてはいない。しっかりとここをキープし、次へと繋げて続く第3ゲームをブレークし、先行することに成功した。
シュワルツマンは少しストレスが溜まったのかイライラする様子も見られたが、最後まで試合を諦めず、ナダルを何度も追い詰めることに成功する。しかし、第4セットになってもナダルの精神力とスタミナは衰えることはなかった。終始力強いショットを繰り出し、シュワルツマンにチャンスを与えなかった。最後はリターンエースを決めたナダルがシュワルツマンを下し、ベスト8進出を決めた。

勝利したナダルは試合後のインタビューで「シュワルツマンはサーブもいいし、全体的に見ても素晴らしい試合をする選手だ」と賞賛した。勝利については「少し疲れたけれど大勝負に勝つことができて嬉しい。4時間のマッチに耐えることができたのは明るい話題だ」とも語った。

今回の勝利で、「全豪オープン」後の世界ランキングでも1位が確定したナダルは、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を6(2)-7、6-3、7-6(0)、7-6(3)の逆転で破ったマリン・チリッチ(クロアチア)と準々決勝で対戦する。

「ナダルは僕のアイドルだ」というシュワルツマン。長いラリーが幾度も見られるなど、非常にレベルの高い、積極的なプレーを見せてくれた。さすがに世界ランク1位に勝つことはならなかったが、会場からは大きな賞賛と喝采が送られた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は激闘を制し、準々決勝進出を決めたナダル
(Photo by Michael Dodge/Getty Images)

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