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ATP(男子ツアー)

ナダル、ついにクレーで敗れる。ティームが昨年のリベンジを果たして準決勝へ[男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード]

勝利の瞬間に笑顔で天を仰いだティーム

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月6日~13日/クレーコート)の6日目、準々決勝でラファエル・ナダル(スペイン)とドミニク・ティーム(オーストリア)が対戦。昨年の決勝と同じカードとなった対決だが、今回はナダルが5-7、3-6で敗れた。ティームは昨年のリベンジを果たし、準決勝に進出した。試合時間は1時間56分。

勝利したティームは、ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)を倒したケビン・アンダーソン(南アフリカ)と準決勝で対戦する。

両者は過去に8回対戦しており、ナダルの6勝2敗となっているが、そのすべてがクレーコート。
ナダルは、3回戦でクレーコートでの連続セット取得記録を50と伸ばしている。そしてその途切れ目となった昨年の「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」準決勝でセットを奪ったのがティームだ。また、この大会がナダルの2017年クレーコートでの唯一の負け試合となっている。
連続セット取得記録をこれからさらに伸ばしていくナダルか、それともナダルが「このサーフェスでは、(ティームは)飛び抜けて危険な選手だ。明日は今大会で鍵になる試合だ」と試合前に語ったようにティームが取るのか。昨年の同大会準決勝と同じカードとなった準々決勝は俄然注目を浴びた。

第1セットの第1ゲーム、ナダルはティームに何度もブレークポイントを握られた。なんとかしのいだものの、ティームに押され気味のナダルの姿が見られた。しかし、クレーキングの異名を持つナダルは、その「キング」の名にふさわしいスーパープレーを連発する。それに負けじとティームも素晴らしいプレーを見せ、両者譲らずにキープの展開が続く。

そして試合が動いたのは第7ゲーム。ゲームポイントを得ていたナダルはティームにデュースに持ち込まれると、ラリーの末にブレークされてしまった。ナダルはブレークバックのチャンスを狙い続けると、第10ゲームに到来したチャンスを活かしてブレークバックに成功。ゲームカウントを5-5のイーブンに戻した。
しかし、直後の第11ゲームにティームに再び15-40とブレークポイントを握られてしまった。ここでナダルは痛恨のミスを犯してしまう。ネット際に出てティームのリターンを逆サイドに打ち込もうとしたが、わずかにネットを越えることができずにブレークされてしまった。そして第12ゲーム、ナダルはブレークポイントを握ることなく、最後はティームにサービスエースを決められて第1セットを5-7で奪われてしまった。

続く第2セットも先にブレークしたのはティーム。第3ゲームでデュースの末にブレークされてしまったナダルは、苦い顔でベンチに戻っていった。直後の第4ゲームでナダルは15-40とブレークポイントを握るも、このチャンスは活かすことができなかった。ナダルはさらに第6ゲームでも15-40とブレークポイントを握ると、今度はしっかりとブレークに成功してティームに追いついた。
しかし、続く第7ゲームでナダルは15-40と再びピンチを迎えると、ラリーの末にティームにブレークされてしまってゲームカウント3-4とまたしてもティームにリードされてしまった。
そして第8ゲームをラブゲームでティームにキープされたナダルは、第9ゲームで40-0としたところから連続でショットがアウトとなってデュースになると、ティームにバックハンドでのダウン・ザ・ラインを決められてアドバンテージを奪われてしまった。そして最後はティームのフォアハンドウィナーが決まり、3-6で第2セットもティームに奪われてしまった。

ナダルは、最後まで諦めることをせず、1ゲーム毎に気持ちをしっかりと切り替えて対応していたが、ティームもナダルに臆することなくプレーをし、勝利をもぎ取った。

勝利したティームは、準決勝でケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する。

今回の敗北により、ナダルが更新中だった同一サーフェスでの連続セット取得数は50、クレーコートでの連勝数は21でストップとなった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は勝利の瞬間に笑顔で天を仰いだティーム
(Photo by Quality Sport Images/Getty Images)

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