マイページ

ATP(男子ツアー)

ソックが初勝利、ラウンドロビン突破に向けてチリッチ撃破[ATPファイナルズ]

フルセットの末、初勝利を飾ったソック。

「ATPファイナルズ」(11月12日~11月19日/イギリス・ロンドン/室内ハードコート)のシングルスの予選3日目、グループ〈ボリス・ベッカー〉第1試合は、マリン・チリッチ(クロアチア)ジャック・ソック(アメリカ)が対戦。両選手とも初戦を落としているだけに、ラウンドロビンを突破するには、勝利が必至。試合は3セットの激戦となりソックが5-7、6-2、7-6(4)のスコアで初勝利を納め、「ATPファイナルズ」を1勝1敗とした。試合時間は2時間28分。

過去の両者の対戦成績はソックが2勝しているが、それは2016年の「全米オープン」と「デビスカップ」での顔合わせで、今年の二人の活躍からみればあまり参考にはならないだろう。

◇   ◇   ◇

チリッチのサーブから第1セットはスタート。フォアのストレートでソックのバック側を攻める作戦を展開するが、いきなりソックがブレークに成功する。続く第2ゲームはチリッチがオープンコートをつくり、速いボール展開の攻めをみせブレークバックに成功。お互いがブレークをするオープニングとなった。

その後はお互いにキープ。ソックは得意の回り込んでのフォアハンドで攻め、一方チリッチも多彩なショットでソックを走らせポイントを獲っていった。第11ゲームでソックにブレークポイントのチャンスが訪れるが、チリッチが逃げ切り6-5とした。そのままギアを上げたチリッチがゲームのペースをつかみブレークに成功、第1セットを奪った。

第2セットは、第1ゲームからソックがフォアハンドを決めブレーク。流れがソックへ動き出したように見えた。2-1で迎えた第4ゲームは、5回デュースとなりチリッチにもチャンスが訪れたが、ソックがボールを深めにリターンするなど多彩なボールで攻めキープし3-1とする。そしてその勢いのままソックが第5ゲームをブレークし、2ブレークアップでゲームを有利に展開。ソックが第2セットを取りセットカウントを1-1とした。

第3セットは、いきなり第3ゲームまでチリッチが取るという圧倒的な展開になる。思わぬ展開に沈んだ表情を見せたソックだったが、サーブより速いフォアハンドを武器に攻め始め、第5ゲームはチリッチを左右に揺さぶりオープンコートをつくる展開でブレークバックに成功する。その後はお互いがキープを守りタイブレークで決着することになった。

タイブレークでもお互い譲らずにいたが、積極的にネットプレーで攻めるチリッチがミニブレークを取り4-2とする。しかし、ソックも負けじとコードボールの緩いボールに追いついてウィナーを取り4-4とする。チリッチのミスショットにも助けられ、再び5-4とリードし勢いがついたソックが最後はバックのストレートを決め、激戦を制した。

試合後のインタビューでは「タフな試合だった。けれどロンドンのみんなに助けられて勝つことができたよ」と、初勝利の喜びを語った。戦術では「スライスやバックハンドが功を奏したと思う」と分析していた。

(テニスデイリー編集部)

※写真はフルセットの末、初勝利を飾ったソック。
(Photo by Julian Finney/Getty Images)

テニスデイリーのおすすめ

PAGE TOP
menu

ランキング人気記事ランキング

厳しい表情を見せるラファエル・ナダル

2017.11.14

ナダルが棄権、初優勝は来年に持ち越しに[ATPファイナルズ]

「ATPファイナルズ」で初戦に勝利したフェデラー

2017.11.13

フェデラー「合わせづらかった」。相手にお尻突き出される珍事も、動じず1勝を挙げる[ATPファイナルズ・ラウンドロビン1日目]

観客席から大きな拍手で見送られコートを後にするフェデラー

2017.11.19

フェデラー陥落。ゴファンの攻撃が冴え決勝進出を逃す[ATPファイナルズ]

写真は試合後に固い握手を交わすフェデラーとズベレフ

2017.11.15

【大会3日目】フェデラーがズベレフを破り準決勝へ、ソックも望みをつなぐ勝ち星を掴む[ATPファイナルズ]

2017.03.21

ワウリンカが、笑うフェデラーに手向けた友情のこもった罵り言葉