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テニスは筋骨格系の健康に最高のスポーツ

写真は2020年「全豪オープン」でのフェデラー

他の多くのスポーツと同様に、テニスもまた健康にメリットのあるスポーツだ。ロジャー・フェデラー(スイス)やセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)などは、彼らのチームが身体ケアのサポートをしっかり行っていることもあり、非常に長いキャリアを続けることができている。しなやかで強靭な身体を、時間をかけて作り上げることが長続きの秘訣だ。

現在プレーしている多くの選手が、30歳を超えてからそれまでよりも素晴らしいテニスを見せてくれていることは偶然ではない。“テニスが筋骨格系の健康にもたらす効果”についての研究を、Tennis World USAが紹介している。


この研究の背景には、筋骨格に関わる症状を持つ患者が増え続けていることがある。それらの症状軽減のためには運動が推奨されているが、多くの人は必要とされる運動量を達成できていない。


定期的にテニスをすることは、国際的なガイドラインに従った運動よりも、筋骨格系機能向上のためにより優れているのではないか。この研究は、テニスをする人の方が、同年代のテニスをしない健康で活動的な人より、筋骨格系機能において優っているのではないかという仮説に基づいて行われた。


参加者は18歳から65歳の90人。研究対象のうち、テニスをする人は43人(男性18人、女性25人)、しない人は47人(男性26人、女性21人)。筋骨格系機能は、(1)グリップ時と膝の曲げ伸ばし時に主に動く筋肉の筋電図により測定される筋疲労、(2)前述の運動におけるアイソメトリクス(筋肉が動いていない状態)の強さ、(3)生体インピーダンス法を使った体組成の測定の3点により評価した。また、最大酸素摂取量により各人の心肺持久力も確認した。


結果、体脂肪率、握力、そして橈側手根屈筋(手首や肘の屈曲を補助する筋肉)の疲労度に年齢をかけあわせて比較したところ、テニスをする人は、しない人と比較して優れた上半身の筋骨格系機能を示した(テニスをする人:プラス0.33±1.93、しない人:マイナス0.26±1.66、P<0.05)。


同様に、膝伸展力と大腿直筋の疲労度の解析でも、テニスをする人はより優れた下肢機能を示した(テニスをする人:プラス0.17±1.76、しない人:マイナス0.16±1.79、P<0.05)。


結論としてこの研究は、テニスをする人たちは、同年代の健康で活動的な人に比べて、筋骨格系の機能が優れているという説を裏付けた。これは、負荷の高い、インターバルトレーニング的な要素を持つテニスというスポーツの性質によるものだろう。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2020年「全豪オープン」でのフェデラー
(Photo by Quinn Rooney/Getty Images)

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