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メダルを逃して引退宣言!?アメリカのテニス界が1988年大会以来、初のメダルなし

「東京オリンピック」でのサングレン

「東京オリンピック」(日本・東京/7月24日~8月1日/ハードコート)の男子ダブルスで4位となったテニス・サングレン(アメリカ)が引退をほのめかした。伊ニュースサイト UBI Tennisが報じている。

銅メダルを懸けた男子ダブルスの3位決定戦で、サングレンとオースティン・クライチェク(アメリカ)のペアは、ニュージーランドのマイケル・ビーナスマーカス・ダニエル組と対戦し、6-7(3)、2-6のストレート負けを喫する。ニュージーランドのペアが初めて母国にテニスのメダルをもたらしたのに対して、サングレンたちにとっては悔しい結果となった。


「こんな結果、誰が気に留めるって言うんだ。見せびらかすモノもない。ここまで順調に勝ち進んできたのに4位だなんて、クソ食らえ」と、敗戦後にサングレンは感情的なコメントを発している。


サングレンはさらに今後のテニス生活にも疑問を投げかけた。現在30歳のサングレンは昨年は「全豪オープン」で準々決勝まで進み、世界ランキング49位でシーズンを終えた。だがオリンピック参加時点での順位は82位まで下がり、ここまでのシーズン戦績も6勝12敗と苦戦。シングルスではまだ一度も準々決勝にたどり着けておらず、勢いを失っている感は否めない。オリンピックでのシングルスではパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)の前に1回戦負けを喫した。キャリアについて聞かれたサングレンは、「僕は多分やめると思う。あれ(3位決定戦)が最後の試合になるかもしれないね。もう終わりに近づいているのは確かだ」と答えている。


3位決定戦でのプレーについては「そんなに悪くなかった」と話すサングレンは、「東京オリンピック」のテニス競技がすべて無観客で行われたことについて失意を示した。「ファンがいれば素晴らしいイベントだっただろうね。ファンのいない屋外コートでプレーするなんて、何もないアイダホ州の大自然の中でプレーしているようなものだよ」


アメリカ代表は、セレナ・ウイリアムズココ・ガウフを欠きながらも男女合わせて11人の選手が参加し、男子・女子シングルス、男子・女子・混合ダブルスという5種目すべてにエントリー。しかし、ほとんどの選手が早期敗退を喫してしまい、唯一メダル争いに絡んだのが男子ダブルスのサングレンとクライチェクのペアだったが、メダルにはあと一歩届かなかった。1988年のソウル大会でテニスがオリンピック種目として復活して以来、8大会連続でメダルを持ち帰ってきたアメリカが手ぶらで帰るのは今大会が初めてだった。


サングレンと組んでいたクライチェクは「この結果についてはあまり言うことはないよ。あそこでメダルを取れなかったのはかなり痛かったね。メダル獲得のチャンスがあったのに、あの2試合(男子ダブルス準決勝と3位決定戦)を落としてしまったのは辛いけど、対戦相手を称えるべきだよ。彼ら(ビーナス/ダニエル)は良いプレーをした」と述べている。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「東京オリンピック」でのサングレン
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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