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初の金メダルを狙うズベレフとハチャノフが5度目の対戦へ[東京オリンピック]

「東京オリンピック」で決勝進出を決めて笑顔を見せるズベレフ

8月1日に行われる「東京オリンピック」(日本・東京/7月24日~8月1日/ハードコート)テニス競技の男子シングルス決勝では、第4シードアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と第12シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)が金メダルを争う。ITF公式ウェブサイトが二人のコメントを伝えた。

ズベレフは準決勝で第1シードノバク・ジョコビッチ(セルビア)に1-6、6-3、6-1と逆転勝利。一方のハチャノフは、3回戦で第8シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を破ると、第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)を退けていた第6シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を6-3、6-3とストレートで下して勝ち上がってきた。


ズベレフは、勝てば1988年のソウル大会でのシュテフィ・グラフ以来、33年ぶりとなるドイツ人選手のシングルスでの金メダリスト。男子では、2000年のシドニー大会で銀メダルに輝いたトミー・ハース以来のメダリストとなることが決まっている。ハチャノフは、そのハースを下して金メダルを獲得した同国の先輩、エフゲニー・カフェルニコフの再現を目指す。


すでにメダル獲得が確定していることについて、ズベレフは「自分の家に、ドイツにメダルを持ち帰ることができるというのは最高の気分だよ。現在、今シーズンにおいて世界最高の選手(ジョコビッチ)を倒したなんて信じられない。このオリンピックで彼を倒すのは不可能なように思えたから、本当に嬉しいよ。まだもう1試合残っているけどね」と語る。


試合後のジョコビッチに「自分のテニスができなくなってしまった」と言わしめた逆転劇に関しては、こう説明する。「最初、僕は彼のペースでプレーしていた。ラリーばかりやってね。だからその状況を変えるため、ボールをもう少ししっかり叩くようにした。より攻撃的にプレーするようにしたんだ。それで主導権を握ることができた」


「選手は自分のためだけにプレーしているわけじゃない。国を代表して、その国の人々、その選手の試合を見て、応援してくれる人たちみんなのために戦っているんだ」と、国代表として戦うことについても述べている。


対するハチャノフも、メダル獲得が確定したことについて「夢が叶った」と認めつつ、「決勝では金メダルのために戦うよ」と語る。「東京オリンピック」で上位シードでなかったハチャノフが躍進している陰には、彼がここ1年メンタルの強化に力を入れてきたことが大きく関係しているようだ。


「去年から調子に波があって、精神面で少し課題があったんだ。それで自分のメンタル面に取り組んだ。どういう環境に、どんな状況に、いかにして対応するかといったことを意識するようにしたんだ。その成果がようやく出始めていて、すごく嬉しいね。結局、昔からずっと練習はしてきたから、プレーの仕方はわかっているんだ。それよりも大事なのは、自分のショットをいつのタイミングで、どう使うか、そしてプレッシャーにいかに対処するか、そういうことが最も重要なんだよ」


ともに初出場となるオリンピックで、金メダルが目標と公言していた24歳のズベレフと25歳のハチャノフ。過去の対戦は2勝2敗とまったくの五分。どちらが金メダルを手にするにしろ、好試合を見せてくれるのではないだろうか。男子シングルス決勝は8月1日、センターコートの第2試合として行われる。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「東京オリンピック」で決勝進出を決めて笑顔を見せるズベレフ
(Photo by Jan Woitas/picture alliance via Getty Images)

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