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スイス人選手がシングルスとダブルス両方で準決勝進出、フェデラーも見守る[東京オリンピック]

2018年の「ホップマンカップ」で優勝したフェデラーとベンチッチのスイスペア

「東京オリンピック」(日本・東京/7月24日~8月1日/ハードコート)で、本日シングルスと女子ダブルス両方の準決勝を戦うことになったベリンダ・ベンチッチ(スイス)を、同胞ロジャー・フェデラー(スイス)も遠くから見守っているようだ。国際テニス連盟(ITF)のウェブサイトが報じている。

ベンチッチはメダルを母国に持ち帰ることにプレッシャーを感じてはいないとキッパリ話す。これまでのスイスのメダリストであるフェデラー、スタン・ワウリンカ、そして既に引退しているマルチナ・ヒンギスティメア・バシンスキーの4人全員が不在のこのオリンピックで、世界ランキング12位のベンチッチが活躍している。


女子ダブルスを組んでいるビクトリヤ・ゴルビッチは、シングルスでは大坂なおみ(日本/日清食品)に2回戦で前途を阻まれてしまった。今回スイスからテニス競技に参加したのは彼女ら2人だけだ。


スイス選手のオリンピックでの過去の成績は輝かしいもので、2008年の北京でフェデラーとワウリンカのダブルスチームが金メダルを、2012年のロンドンでフェデラーがシングルスで銀メダルを獲得。2016年のリオではバシンスキーとヒンギスのペアが銀メダルを持ち帰った。


それでもベンチッチはのしかかる期待の重圧を感じていないのだろうか?「それは全く感じてないわ」と彼女は言う。「私たちの国、スイスの人たちの期待ってすごく高いの。みんなすごく…甘やかされてるって言うのかな。素晴らしい結果が得られて当然だと思っちゃってる」


「私は(フェデラーら)そういう人たちの一人となれるかもしれないことをとても誇らしく思っているわ。スイスのテニスがこんなに素晴らしい時代にいられるなんて。こうしてここに来られたことが最高に幸せよ。これをプレッシャーだとは受け止めていないわ、特権だと思ってる」


24歳の彼女は、初出場のオリンピックでこれ以上ない好調ぶりを見せている。シングルスでジェシカ・ペグラ(アメリカ)、土居美咲(日本/ミキハウス)、第8シードの全仏女王バーボラ・クレイチコバ(チェコ)、第13シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)に勝利。ダブルスでも第1シードの青山修子(日本/近藤乳業)/柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)ペア、第9シードのガルビネ・ムグルッサカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)ペア、エレン・ペレスサマンサ・ストーサー(オーストラリア)ペアを破り、両方でベスト4入りを果たしたのだ。


そしてベンチッチは東京での滞在もとても楽しんでいるようだ。「とてもうまくいっているわ。新しい経験ができることをすごく楽しみにしていたの。そして来てみて、もっと感激しているのよ、期待していた以上だから。選手村にいるのが本当に楽しい。初めての経験で、エキサイティングよ。ちょっとはしゃいでる感じ」


ヒンギスとバシンスキーは2016年のリオでの栄光の後に現役を引退しているが、フェデラーとワウリンカは怪我のため今回のオリンピックへの出場は叶わなかった。だが二人とも「東京オリンピック」でのスイス選手の成績には強い関心を寄せているらしい。


「絶対二人とも全部の試合を観ているわ。特にロジャーはね。ロジャーは(テニスの下部大会である)フューチャーズもチャレンジャー大会も、オリンピックに至るまで、とにかく全部観てる…彼は何が起こってるか全て把握してるし、私たちがどんな試合をしてるかを観てわかってる。ダブルスの試合の後にもすぐメッセージをくれたわ、だから(今日も)彼が観てるって確信してるの」


(テニスデイリー編集部)


※写真は2018年の「ホップマンカップ」で優勝したフェデラーとベンチッチのスイスペア
(Tony McDonough/AAP Image via AP)

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