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父もオリンピアンのシフィオンテク「私のキャリアのハイライトになるかも」

2020年「全仏オープン」でのシフィオンテク

オリンピックは4年に一度しか行われない。今年のように特別な場合は5年ぶりの大会になることもある。自分の国を代表してオリンピックに出場すること自体そうそう起こることではないが、ましてや自分のテニスのキャリアが絶好調という時にこのチャンスに恵まれることはさらに稀だ。

もし、「東京オリンピック」(日本・東京/7月24日~8月1日/ハードコート)が延期されず昨年開催されていたら、イガ・シフィオンテク(ポーランド)は世界ランキング49位とメダル候補と呼ばれるには程遠い位置にいた。だが昨年10月に行われた「全仏オープン」で自身初のグランドスラム優勝を果たしたシフィオンテクは、今年のオリンピックに優勝候補の一人として参戦することになる。オリンピックにポーランド代表として出場する意気込みを語るシフィオンテクの様子をITF(国際テニス連盟)の公式ウェブサイトが伝えている。


「とてもワクワクしているわ」と現在世界8位のシフィオンテクは語る。「でも、同時にあまり大きな期待はしないようにしているの。いつもの大会だと思うようにね。オリンピックでプレーすることは頻繁に起こることじゃないから、プレッシャーを感じてしまうかもしれないでしょう。もちろん特別なことだけど、いいプレーをしたいから、いつもの大会と同じようにするつもりよ」


シフィオンテクは、祖国の代表としてプレーすることは自分にとって特別なことだと言う。「“ビリー・ジーン・キング・カップ”や、ジュニアの頃のヨーロッパ選手権に出場することはとても光栄なことだった。別物よ、いい意味でね。ポーランドと書かれたTシャツを着てプレーするのは素敵なことよね。もしメダルを獲ることができたら、私のキャリアのハイライトになるかもしれないわ」


シフィオンテクの父、トマシュ氏はポーランド代表のボート選手として1988年の「ソウルオリンピック」に出場している。幼い頃、父からオリンピックの思い出を聞かされていたシフィオンテクは、他の人とは一味違ったエピソードを持っていた。


「いつも父がオリンピックの思い出を語ってくれたのを覚えているわ。そのうちの一つは、食事の列に並んでいると、隣にシュテフィ・グラフ(ドイツ)とガブリエラ・サバティーニ(アルゼンチン)が立っていたというのよ。すごいわよね」


今回が20歳のシフィオンテクにとって初めてのオリンピックだが、実はアジアに足を踏み入れるのも初めてだそうだ。今回のオリンピックで最も楽しみにしているのが東京を訪れることだと言う。「バブルがあるのは知っているけれど、アジアの大会に出たことがないから、街を見るのが楽しみ。たとえそれが車の中からだとしてもね!雰囲気を感じて、経験を楽しみたいわ」


シフィオンテクのオリンピック初戦、世界210位のモナ・バートル(ドイツ)との女子シングルス1回戦は、本日11時に開始予定だ。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2020年「全仏オープン」でのシフィオンテク
(Photo by Getty Images)

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