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フェデラーが東京オリンピック欠場を表明「すごく失望している」

2012年「ロンドンオリンピック」でのフェデラー

「東京オリンピック」開幕が今月下旬に迫る中、ロジャー・フェデラー(スイス)が同大会を欠場するという残念なニュースが届いた。本人がSNSで発表し、多くのメディアが一斉に報じている。

スイス代表として2000年シドニー大会からオリンピックに4回参加し、旗手も務めてきたフェデラーは、以前から東京オリンピックに出場する意向を明かしていた。しかし今回、Instagramに旗手を担っている自分の画像とともに、以下のようなメッセージを投稿。


「グラスコートのシーズン中に、不運にも膝の怪我がぶり返してしまった。そこで、東京オリンピックから辞退することを決めたよ。すごく失望している。スイスを代表して出場することはいつだって僕にとって栄誉であり、キャリアのハイライトだったからね」


「今はすでにリハビリを開始していて、この夏の終わりにツアーに戻ってこられればと期待している。スイス代表みんなの幸運を祈っている。遠くから応援しているよ」


2020年に2度にわたって膝の手術を受けた後、約13ヶ月間コートから離れていたフェデラー。今年3月にハードコートの大会で復帰した後、クレーコートの「全仏オープン」では4回戦敗退。グラスコートでは「ATP500 ハレ」と「ウィンブルドン」に出場し、後者ではベスト8にとどまった。


その「ウィンブルドン」敗退後、フェデラーは記者会見で「ものすごく疲れた。今すぐにでも眠りたいくらいだ」と疲労困憊したと説明。今後については「チームと話し合って、時間をかけて正しい判断をするだけ」と述べていた。今回のコメントからすると、8月30日開幕の「全米オープン」出場を目指すことになるようだ。


オリンピックにおけるフェデラーは、19歳で参加した2000年大会ではノーシードから準決勝まで勝ち上がったものの、準決勝でトミー・ハース(ドイツ)に敗れ、3位決定戦にも敗れて4位。初めて第1シードとして臨んだ2004年大会は、トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)の前にまさかの2回戦負けに終わり、2008年大会ではジェームズ・ブレイク(アメリカ)に敗れてベスト8。2012年についに決勝へ進出したものの、地元のアンディ・マレー(イギリス)にストレート負け。2016年大会は膝の手術からの回復途中ということで欠場していた。2012年大会でシングルスの銀メダルを手にしているが、唯一持っている金メダルは2008年大会でスタン・ワウリンカ(スイス)とともに獲得したダブルスでのものだ。


7月初めに五輪に出場するテニス選手のリストが発表されたが、再び新型コロナウイルスの感染拡大が広がっていることもあり、フェデラー以外にもニック・キリオス(オーストラリア)やビアンカ・アンドレスク(カナダ)らが欠場することを決断。先日「ウィンブルドン」を制した世界王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)も、その決勝戦後に「これまではずっとオリンピックに行くつもりだったけど、もう一度考え直そうと思っている。ここ数日で聞いたことが影響して、今は五分五分といったところだね」と話している。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2012年「ロンドンオリンピック」でのフェデラー
(Photo by Amin Mohammad Jamali/Gallo Images/Getty Images)

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