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チチパスとサカーリ、ベラルーシのトップ選手たちがペアで「東京オリンピック」出場へ

2019年「ホップマンカップ」でスイスを下して喜ぶチチパスとサカーリ

7月23日に開幕する「東京オリンピック」のテニス競技でダブルスに出場する代表選手の一部が明らかになった。テニス関連ニュースサイトTennis Tonicなど複数のメディアが報じている。

先日の「全仏オープン」を経てそれぞれシングルスのランキングでキャリアハイを更新した、世界4位のステファノス・チチパスと世界18位のマリア・サカーリがペアを組み、ギリシャを代表して混合ダブルスに出場する。ラファエル・ナダル(スペイン)、ドミニク・ティーム(オーストリア)、デニス・シャポバロフ(カナダ)などが「東京オリンピック」出場辞退を表明している中、テニス界にとっては朗報だ。


ギリシャのオリンピック委員会の会長を務めるSpyros Kapralos氏は「マリア・サカーリステファノス・チチパスがギリシャのジャージを着て、“東京オリンピック”で国を代表してくれることをとても嬉しく思います。コートの内外で最高の形で我が国を代表してくれている2人のアスリートが参加することは、ギリシャにとって大きな功績となります」と2人の出場を称えている。同氏はさらに、シングルスと混合ダブルスの両方でのメダル獲得に期待していると付け加えた。


チチパスとサカーリは相性が良いことで知られる。2019年の混合ダブルスの国別対抗戦「ホップマンカップ」では、同大会を制すロジャー・フェデラーベリンダ・ベンチッチのスイス代表を相手に白熱した試合を展開し、チャンピオンの彼らに唯一勝利した国となった。


女子ダブルスでは、ビクトリア・アザレンカアリーナ・サバレンカがベラルーシ代表として出場を表明している。2人がこれまでにペアを組んだことは数回しかなかったが、にもかかわらず先週行われた「WTA500 ベルリン」(ドイツ・ベルリン/6月14日~6月20日/グラスコート)ではそのポテンシャルを発揮。決勝では第1シードで出場していたニコール・メリチャー(アメリカ)/デミ・シヒュース(オランダ)のペアを相手に逆転勝利を収め、ペアとして初めてのトロフィーを手にした。


シングルスで有名な2人ではあるが、実はダブルスでもそれぞれ成功を収めている。ダブルスでも世界6位とトップクラスのサバレンカは、エリース・メルテンス(ベルギー)と組んで2019年の「全米オープン」と2021年の「全豪オープン」で優勝を飾っており、他にも4つのタイトルを獲得。一方のアザレンカは2012年の「ロンドン・オリンピック」で女子シングルスの銅メダルを手にしただけでなく、混合ダブルスではマックス・ミルニー(ベラルーシ)とともに、地元のアンディ・マレーローラ・ロブソンのイギリスペアを下して金メダルに輝いた。これによってアザレンカはベラルーシのテニス選手として唯一、複数のオリンピックメダルを獲得。アザレンカとサバレンカのペアは「東京オリンピック」優勝の有力候補として注目されている。


勢いに乗るどちらのペアもシングルス、ダブルス両方での活躍を楽しみにしたい。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2019年「ホップマンカップ」でスイスを下して喜ぶチチパスとサカーリ
(Photo by Will Russell//Getty Images)

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