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リオの金メダリストが手術で「東京オリンピック」欠場へ

「リオデジャネイロ・オリンピック」でのプイグ

2016年に「リオデジャネイロ・オリンピック」女子シングルスで金メダルに輝いたモニカ・プイグ(プエルトリコ)が2度目の手術を受け、「東京オリンピック」を欠場すると発表した。WTA(女子プロテニス協会)公式ウェブサイトなど複数のメディアが報じている。

現在27歳のプイグは、2016年の「リオデジャネイロ・オリンピック」でプエルトリコ代表として初めてオリンピックで金メダルを獲得し、国民的英雄となった。当時世界ランキング34位だったプイグは、シンデレラストーリーのように試合を勝ち進み、ポロナ・ヘルツォグ(スロベニア)、アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)、ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)、ラウラ・シグムンド(ドイツ)を倒してメダル圏内へと進出。準決勝ではペトラ・クビトバ(チェコ)を、決勝では3度のグランドスラム優勝を誇るアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を、両者ともフルセットの末に下して見事金メダルを手にした。


だがそれ以降のプイグは思うようにプレーできておらず、2019年12月に肘の手術を受ける。それでも痛みは解消されず、手術後に出場したのはわずか3試合。ツアー参戦は去年の「全仏オープン」1回戦が最後だ。「リオデジャネイロ・オリンピック」直後にキャリアハイとなる世界27位まで上り詰めたものの、現在は168位。4月にはリハビリの一環としてアウトドア障害物レースのスパルタンレースに参加し、コートへの復帰に意欲を見せていただけに、「東京オリンピック」欠場は残念な知らせとなった。


「1週間ほど前に、肩の腱板と上腕二頭筋の腱を修復する2度目の手術を受けたの」とプイグは自身のSNSを通じて報告している。「これによって今年の“東京オリンピック”を欠場しなければならなくなった。とても重い気持ちでこの難しい決断を下したわ」


「もちろん、チームも私も長期的な視点で考えていて、できるだけ長くキャリアを延ばし、2024年の“パリ・オリンピック”でプレーしたいと思っているわ。それが今回の決断に至った理由の一つ。二つ目の理由は、もう痛みに耐えながらプレーしたくなかったから。手術前はあまりにも痛くて、10分とプレーを続けられなかった。コートに復帰し始めてからずっと苦しんできたことだったわ」


「時には、人生において本当に辛い選択や犠牲を払わなければならないこともある。それでも私はとても元気よ。今シーズンの残りを欠場することになるけど、2022年にコートに戻ることがもう今から楽しみなの」


「私の家族、チーム、プエルトリコのオリンピック委員、プエルトリコのテニス協会、スポンサー、そしてファンの皆さん、この困難な時期に支えてくれた皆さんに感謝しているわ。これまで以上に強くなって戻ってきます!」と、右腕に吊り包帯をした姿には心強いメッセージが添えられている。


その言葉通り、プイグがひと回り強くなって戻ってくるのを楽しみにしたい。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「リオデジャネイロ・オリンピック」でのプイグ
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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