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フェデラー「妻には簡単に"テニスをやめろ"と言った」

2020年に南アフリカで行われたエキシビションマッチでのフェデラー

テニス界のスーパースターであるロジャー・フェデラー(スイス)は、最近行われたインタビューの中で、現役生活を終えた後に人々にどのように記憶されたいかを明かした。フェデラーは「良い」テニス選手として記憶されたいと強調したが、同時に謙虚な人物としても記憶されたいという。オンラインメディアのSportskeedaが報じている。

フェデラーは現在40歳で、近年は怪我という不運に見舞われ続けている。そのため、フェデラーの最近のインタビューでは引退に関係する話題がお決まりとなっており、今回もそれは変わらなかった。


選手生活を終えた時にどのような遺産を残したいかと質問されたフェデラーは、「気さくで、格好よくて、良い」選手として記憶されたいという希望を述べた。元世界ランキング1位のフェデラーはまた、素晴らしい成功を収めながらも地に足をつけたままでいることが可能なのだ、と示した人物として記憶されたいということも強調した。


「気さくで、格好よくて、良いテニス選手として覚えていてもらえるといいね。それと、人としては、成功を収めたとしても人々に礼儀正しい態度や公正さをもって接することができる、ということを実例として示すことができていればいいと思う」


フェデラーはさらに、選手生活の理想の終え方があるかと質問された。これについては否定したものの、自分の思うように選手生活を終える機会が得られればいいと話した。また、引退をした後の変化を恐れてはいないとも明かし、自分と妻は複数の仕事をたやすく両立させることができるのだと語った。


「(理想の終え方は)僕の場合はないよ。でも、その瞬間を自分で選べるといいなとは思う。その瞬間が訪れたら、僕には間違いなくわかるはずさ。プロ生活が終わった後の時間を恐れてはいない。スムーズに移行できるだろう。(妻の)ミルカと僕は、テニスと家族と友人の間で、驚くほどうまく生活のバランスをとってきた。これは僕が一番誇りに思っていることなんだ。だって、結局のところ人生で本当に大事なことって何なんだい?」


フェデラーの妻であるミルカさんも、以前はテニス選手であった。彼女はその才能をまずマルチナ・ナブラチロワ(アメリカ)に見いだされ、初めてのテニスラケットを伝説的選手であるナブラチロワその人から受け取ったのだ。ミルカさんは、「シドニーオリンピック」と2002年の「ホップマン・カップ」に、フェデラーと共にスイス代表として出場した。世界ランキングは最高で76位を記録したが、慢性的な足の故障によって24歳で引退を余儀なくされた。


フェデラーは当時、テニスから離れるのがどれほど難しいかに気づいておらず、ミルカさんにかなり無頓着に引退するよう言ったという。「ミルカは足に怪我をしていた。その当時、僕は彼女に“やめなよ!なんで無理をするんだ”って言った。かなり涼しい顔で。まるでそれが世界一簡単な決断だと言わんばかりにね(笑)。今はこう思う。僕は実は引き延ばしているのかな?僕自身は40歳でまだ大会に出ていて、やめるのを難しく感じている」


さらにフェデラーは、妻が関係する面白い逸話を披露した。フェデラーによると、ミルカさんはフェデラーの試合の日であることを忘れて試合中に電話してきたことがあったそうだ。フェデラーはこれを意に介さず、それも彼女の「魅力」の一つだと言う。


「今このことを話すと彼女はいい顔をしないかもしれないけれど、ミルカは試合中に僕に電話してきたことすらある。僕が試合中だってことを完全に忘れていたんだ(笑)。僕は彼女のまさにそういうところが好きなんだ。それがミルカの魅力さ。テニスをしている時は、それに集中する。そしてテニスの外の世界に出れば、とてもうまくテニスから離れることができるんだ」


(テニスデイリー編集部)


※写真は2020年に南アフリカで行われたエキシビションマッチでのフェデラー
(Photo by Ashley Vlotman/Gallo Images/Getty Images)

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