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筋金入りの車好き、フルカチュが車への愛を語る

「ATP1000 マイアミ」でのフルカチュ

4月に「ATP1000 マイアミ」で初めてマスターズ1000大会のタイトルを獲得し、「ウィンブルドン」ではロジャー・フェデラー(スイス)を破ってベスト4に進出するなど、勢いに乗る世界ランキング10位のフベルト・フルカチュ(ポーランド)が、筋金入りの車好きであることを明かした。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが報じている。

「ATP500 ウィーン」では元世界王者のアンディ・マレー(イギリス)相手に1回戦敗退となった24歳のフルカチュだが、今季は初のトップ10入りを達成しており、「ATP1000 マイアミ」のほかにも「ATP250 デルレイビーチ」と「ATP250 メス」でタイトルを手にしている。


そんなフルカチュは子どもの頃はミニカーを集めており、厳しい両親にいつも新しいものをねだっていたという。今でも車が大好きなフルカチュは、もう何年も前から気になる車を見かけては徹底的に調べるほど熱中してきたとのことだ。そして、10代後半で初めて車を運転した時のことを「最初から車を運転するのが好きだった。子どもの頃は速い車とかゴーカートに乗るのが好きだったね」と振り返る。


昔からF1も好きなフルカチュは、最近になってNetfilixで配信されている、F1の舞台裏を描いたドキュメンタリー『Formula 1:栄光のグランプリ』を見てからさらにファンになったそうだ。


「それ以来、予選からすべてのレースを見るようになったんだ。見ていてすごく楽しい。データの分析とか、レースに向けて車を準備するのにはものすごい労力がかかっているんだよ。あんなに速いマシンを運転しているドライバーは正気じゃないね。僕はマクラーレンが大好きなんだ。最近も見事な優勝を飾ったばかりだよ。チームにはランド・ノリスとダニエル・リカルドがいる。シャルル・ルクレールも好きだ。ほとんどのドライバーが好きだけど、強いて言えばこの3人かな」


フルカチュと同じポーランド出身のF1ドライバー、ロバート・クビサは、10年前に大事故に遭うも何とか一命を取り留め、今も活動している。現在アルファロメオのリザーブドライバーになっているクビサは、今年9月に新型コロナウイルス陽性となった元ワールドチャンピオンのフィンランド人ドライバー、キミ・ライコネンの代役を務めた。クビサについてフルカチュは「直接会ったことはないけど、もちろん会って話せたら最高だね。彼を応援していたし、F1でカムバックを果たした時は本当に嬉しかったよ。今では(アルファロメオの)3番目のドライバーだからね。あの事故を経験した後に戻って来られたなんて信じられない。本当にすごいことだし、感銘を受けた」と熱く語る。


そんな車への愛が実り、先日フルカチュは、イギリスに本拠を置くマクラーレン社とスポンサー契約を結んだ。フルカチュはポーランドでマクラーレンの車を所有しているだけでなく、参加する大会での移動手段として様々なモデルの高級車を使用することができる。今年の「全米オープン」ではGT、「ATP1000 インディアンウェルズ」では720Sと、いずれも最新モデルのスーパーカーに乗って注目を浴びた。会場への移動だけでなく、マンハッタンやカリフォルニアの山道でのドライブも楽しんだようだ。


1963年にレーシングチームとして誕生し、F1やインディカー・シリーズで活躍してきたマクラーレンだが、一般向けのスーパーカーのブランドとしてはまだ10年と歴史が浅く、同社は知名度を上げる方法を模索してきたという。そこへ、車への情熱あふれるフルカチュがマクラーレン社に直接アプローチし、両者の利害が完璧に一致したとのことだ。フルカチュはほかの選手やコーチから乗せてほしいとよく頼まれるそうで、さっそく宣伝効果を発揮しているようだ。


本業のテニスの方でも、スーパーカーのようにキレのあるフルカチュのプレーを楽しみにしたい。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP1000 マイアミ」でのフルカチュ
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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