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オフコート

ロディックが大坂を擁護「メンタルヘルスの問題は試合での強さとは関係ない」

2019年に行われたエクシビションマッチでのロディック

元世界王者のアンディ・ロディック(アメリカ)が、メンタルヘルスを理由にツアーから離れている大坂なおみ(日本/日清食品)を擁護する姿勢を示した。米テニスメディア Tennis World USAなど複数のメディアが報じている。

大坂は数年前からうつや不安症と闘っていることを明かし、ここ数ヶ月はメンタルヘルスの問題を抱えているという内面についても語ってきた。「全米オープン」の3回戦で、のちに準優勝したレイラ・フェルナンデス(カナダ)に敗れた後には「最近は勝っても嬉しくなくてホッとしてるの。そして負けたらとにかく悲しい。これは普通じゃないと思うわ。正直なところ、次にいつプレーしたいかはわからない。しばらく休養を取るわ」と話していた。以来、大坂はツアーから離れており、次に出場する大会はわかっていない。


そんな大坂や、メンタルヘルスを理由に「東京オリンピック」の体操競技の一部を棄権したシモーネ・バイルズを批判する人たちに対して、ロディックは米スポーツチャンネルのTennis Channelに出演した際に苦言を呈した。


「シモーネ・バイルズや大坂なおみがお気に入りのスタジアムに入った時、精神的に強くないとでも言うのか?よく考えてみろよ。メンタルタフネス(精神的な強さ)というのは、記者会見でうまく受け答えできることなのか?そんなものはメンタルタフネスなんかじゃない。プレッシャーがかかる中、大会で勝ち進むこと、グランドスラムで優勝すること、金メダルを獲ること。それをメンタルタフネスと言うんだ。メンタルヘルスと同じ意味ではない。それだけははっきりさせておこう」


大坂はグランドスラムで4回優勝しており、世界1位にも到達した。バイルズはオリンピックのメダルを7個も持っている。ロディックの言う「メンタルタフネス」の何よりの証だろう。彼女たちはともに批判的な声に負けず、正直な気持ちを語り続けることで世界中からその勇気を称えられている。大坂は先日、大会での活躍とコート外での活動が評価され、ビリー・ジーン・キング(アメリカ)が創設した女性スポーツ財団から、自らのプラットフォームを活用して大きな変化をもたらした女性選手に贈られるウィルマ・ルドルフ・カレッジ賞を受賞した。大坂は次のようにコメントしている。


「ビリー・ジーン・キングから知らせを受けた時にまず感じたのが、もちろん、この賞を受賞できて光栄だということ。そして、みんなが少しでも自分のことを思い浮かべてくれたことも有難く感じたわ。私が声を上げる勇気を得たのは、子どもの頃から周りの人たちが素晴らしいことをしていて、何の恐れもなく、自分の信じるもののために立ち上がる姿を見てきたからよ」


そして未来のスター選手を目指す女の子たちに向けて大坂は、「毎日ベストを尽くしていれば、どんな道でも拓く可能性があるわ。その過程を楽しんでもらいたいの。数年後には、あなたが私のようになっているかもしれない。そんな瞬間を楽しみにしているわ」とメッセージを送った。


また、16日に24歳の誕生日を迎えた大坂は、自身の幼い頃の写真と「24、コービーの年」と始まるメッセージをInstagramに投稿し、41歳の若さで事故死したNBAのスーパースター、コービー・ブライアントの背番号と同じ年齢になったことを報告している。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2019年に行われたエクシビションマッチでのロディック
(Photo by Luis Boza/VIEWpress/Corbis via Getty Images)

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