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ラドゥカヌ効果!英政府が公共のテニスコートに約34億円の資金提供

写真は「全米オープン」でのラドゥカヌ

今年の「全米オープン」女子シングルスで誰も予想できなかった優勝を成し遂げたエマ・ラドゥカヌ(イギリス)。テニスファンだけでなく世界中を驚かせたラドゥカヌの活躍が英政府を動かした。テニス関連ニュースサイトTENNIS TONICが報じている。

ラドゥカヌは、予選から本戦へと勝ち上がり、決勝までの10試合すべてで1セットも落とさずに優勝。新全米女王となったラドゥカヌは、一晩で大人気スター選手の一員となった。それに伴い、祖国のイギリスでは“ラドゥカヌ効果”とも言うべき変化が起こっている。これまでイギリスでは、レジャーとしてテニスを楽しみたくてもコートが見つからない、という状態だった。


だが、ラドゥカヌの活躍に刺激を受けた英政府が公共テニスコートに2200万ポンド(約33億8,734万円)の資金提供を決定した。


ボリス・ジョンソン英首相はTwitterで次のようにコメント。「エマ・ラドゥカヌは、ひたむきな努力、技術、そして強い意志が組み合わされば、若者はどんなことでも成し遂げられるということを示してくれた。政府は、イギリス全土の水準を上げる計画の一環として、テニス施設や学校のスポーツ施設に新たな資金投資を行う」


イギリステニス協会(LTA)も英政府の発表を歓迎。LTAは独自に850万ポンド(約13億円)をイギリスのテニス設備等に投資している。ここに政府の2200万ポンドが加われば、イギリスの公共のテニスコートが大きく生まれ変わることになるだろう。


2021年、ラドゥカヌは目覚ましい活躍を見せた。彼女は現在、自己最高の世界ランキング22位につけているが、2020年末は世界343位だったのだ。「全米オープン」でツアー初優勝、下部大会である「WTA125 シカゴ」では準優勝。開催中の「WTA1000 インディアンウェルズ」では初戦で世界100位のアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)に思わぬストレート負けを食らってしまったが、18歳のラドゥカヌのキャリアは、これからだ。


※為替レートは2021年10月11日時点


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全米オープン」でのラドゥカヌ
(Photo by Elsa/Getty Images)

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