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オフコート

ガウフ、ラドゥカヌへのアドバイスをめぐり「私の方が彼女に聞きたいわ」

2019年3月「マイアミ・オープン」でのガウフ

「WTA1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/10月6日~10月17日/ハードコート)にそろって初めて出場する世界ランキング22位のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)と世界19位のココ・ガウフ(アメリカ)という二人の10代選手が、会場での記者会見で現状を語った。WTA(女子プロテニス協会)公式ウェブサイトが報じている。

17歳のガウフは今季「WTA250 パルマ」で優勝し、「WTA1000 ローマ」ではベスト4入り、「全仏オープン」や「WTA1000 ドバイ」、「WTA1000 モントリオール」などでベスト8入りを果たし、昨年末は48位だったランキングを19位にまで上げている。そんなガウフは「全米オープン」で優勝したばかりのラドゥカヌよりもツアー経験が2年ほど長い。同世代のティーンエイジャーとしてラドゥカヌへのアドバイスを求めた記者に対して、「彼女はグランドスラムで優勝してるのに、私はしていないのよ!私の方が彼女に聞きたいわ」とガウフは笑いながら答えている。だが、オフコートではソーシャルメディアに関して有益なアドバイスがあるとして、自身の経験を語った。


「多分彼女も聞いているだろうけど、スマホから離れる時間を作るのが一番大事。リツイートやフォローが増えていくのはとても嬉しいことだけど、少し圧倒されてしまうこともあるわ。少なくとも私の経験ではね。ソーシャルメディアを気にし過ぎないことを、もっと前に知っていれば良かったと思っているの」


スマホにのめり込まないよう、ガウフはアプリにかける時間を制限していると話す。また、オンライン生活の醜い面、つまりテニスの試合に賭けるギャンブラーからの悪意あるコメントをジョークとして扱っているそうだが、アプリがそれをコントロールしてくれることも指摘した。「試合がある時に気を紛らわせたい場合はTikTokが一番良いアプリだと思うわ。ギャンブラーたちもまだここにはいないしね!でも、それよりTikTokはコメントのフィルター機能がうまくできていて、不適切なコメントを自動的に削除してくれるの。アプリ自体が優秀ってことね」


一方のラドゥカヌはすでに世間からの注目をうまくあしらっているようだ。「たくさんの人から応援してもらったり、素敵なメッセージや優しい言葉をもらって嬉しかったけど、あまり気にしないようにしたわ」と記者たちに話す。


「全米オープン」優勝で数々の記録を打ち立ててからというもの、引っ張りだこだったラドゥカヌは、アメリカの人気テレビ番組やメットガラに招待され、英国王室のキャサリン妃と一緒にプレーする機会にも恵まれた。だが、それでも彼女の地に足のついた姿勢は変わらない。イギリスに帰国した後はいくつもの招待を断り、ほとんど家で過ごしながら「テニスとトレーニングだけに集中していた」と話す。そして、この1ヶ月で彼女が最も大切にしている思い出は、セレブリティやロイヤルファミリーとの華やかな時間ではなく、親しい人たちと過ごした時間だという。


「私にとって最高の瞬間は今でも、そしてこれからも、優勝した夜にホテルに戻った時のこと。私とチームだけでおいしい食事をして、おしゃべりして、大会での3週間を振り返ったの。どのお誘いもすごくクールだったけど、あれが私の心に一番残っているわ」


ラドゥカヌはフルタイムのコーチ探しを続けているが、今大会はジェレミー・ベイツ(イギリス)の指導を一時的に受ける。今の状況についてラドゥカヌは「急いで決めようとは思っていないし、今は自分に自信があるわ。まだ若いけど、たくさんの経験を積んでいる。それに、結局コートに立つ時は一人だし、自分自身のコーチにならなければならない。だから何も問題はないわ。私はコーチに一般的なことを求めているだけで、仲良くなれる人、自分を後押ししてくれる人、そんなコーチを探しているの」と述べた。


初めて「WTA1000 インディアンウェルズ」に参加するガウフとラドゥカヌは今、カリフォルニア州南部の砂漠地帯にある会場のコンディションへの順応を進めているところだ。ガウフは「ちょっと暑いけど、ここのコンディションは好きよ。フロリダ出身だから慣れてるの。ただ、同じ暑さでもここはより乾燥してるから、今は身体を慣らしてるところ。コート上での球のスピードやサーフェスはすごく良いわ」とコメント。ラドゥカヌも同じように暑さを指摘する。「空気がとても乾燥しているし、気温も高いから身体的にはきつくなりそうね。ここのコートはほかよりも球足が遅くて高く跳ねるから、きっとロングラリーが多くなるわ。ボールがすぐにけば立つから、どの試合も体力勝負になると思う。できるだけベストのコンディションで臨んで、怪我しないことが肝心ね」


(テニスデイリー編集部)


※写真は2019年3月「マイアミ・オープン」でのガウフ
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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