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オフコート

チチパス、サンミゲル島で休暇「幸せや悲しみを感じる時間が取れていなかった」

「ATP1000 トロント」で23歳の誕生日を祝うチチパス

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月30日~9月12日/ハードコート)の3回戦で敗退した第3シードステファノス・チチパス(ギリシャ)が、ポルトガル沖のサンミゲル島でリフレッシュしているようだ。米テニスメディア Tennis.comなど複数のメディアが報じている。

世界ランキング3位のチチパスは今シーズン、「ATP1000 モンテカルロ」と「ATP250 リヨン」で優勝するなど、順調な滑り出しを見せていた。ところが「全仏オープン」の決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に逆転負けしてから不振に陥ったのか、「ウィンブルドン」で初戦敗退、「ATP500 ハンブルク」で準々決勝敗退、そして「東京オリンピック」では3回戦で姿を消した。北米でのハードコートシーズンが始まると「ATP1000 トロント」と「ATP1000 シンシナティ」ではいずれも準決勝どまり。それどころか、シンシナティ大会の最後の試合で長いトイレ休憩を取ったことから対戦相手のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)にコーチング違反を疑われることに。


「全米オープン」でもタイミングを図ったかのようなトイレ休憩やメディカルタイムアウトが対戦相手の反感を買い、1回戦では元世界王者アンディ・マレー(イギリス)の逆鱗に触れた。チチパスは「ルール違反はしていない」と強気な姿勢を貫いていたものの、2回戦以降はトイレ休憩からコートへ戻る度に観客のブーイングに遭い、3回戦では18歳のカルロス・アルカラス(スペイン)の勢いに呑まれた。


「ウィンブルドン」で初戦敗退を喫した後はフランスのラベンダー畑でリフレッシュしていたチチパス。今回は温泉や手つかずの自然で有名なサンミゲル島で疲れ切った身体と心を癒しているようだ。写真家としてSteve the Hawkの別名を持つチチパスは、自らが上半身裸となって背丈より高い草木をかき分ける姿や、山道に停めた黒い高級車の前に立つ姿などの写真をInstagramに投稿し、今の心境を綴った。


「僕は全然自分のための時間を取っていなかった。いつも先を急いでいて、何らかの形で前進することに囚われていたんだと思う。でも、それが必ずしも正しい方法ではないことに少しずつ気づき始めたんだ。沈黙や孤独も前進につながる。ここ数年間は仕事や移動に気を取られていて、幸せや悲しみを感じる時間が取れていなかった。世間の注目を集めていると、他人はその人の最高の状態だけに注目して、最低の状態には気づかない」


「ある時点でそのことに気がついて目が覚めたんだ。自分の幸せを重視し、全力で愛し、自分のための時間を大切にする。そうすれば充実感と満足感はすぐに得られる」


ひとたびシーズンが始まれば、11ヶ月にわたって長距離移動を伴いながら多くの大会に出場するのがトップ選手の宿命だ。今季ここまで18の大会で戦ってきたチチパスも例外ではない。束の間の休息で充電した後の活躍を楽しみにしたい。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP1000 トロント」で23歳の誕生日を祝うチチパス
(Photo by Julian Avram/Icon Sportswire via Getty Images)

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