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オフコート

ティームが大坂にエール「少し離れて、きっと強くなって戻って来る」

写真はウィーンでの記者会見のティーム

手首を痛めて休養中である世界ランキング6位のドミニク・ティーム(オーストリア)が、大坂なおみ(日本/日清食品)がテニスから離れたいと発言したことに対してコメントした。ティームは、大坂にはその権利がある、メンタルヘルスを立て直そうとしている時でもあるし、と話した。スポーツウェブメディアSportskeedaが報じた。

大坂は、現在行われている「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月30日~9月12日/ハードコート)の3回戦で、カナダのティーンエイジャー、レイラ・フェルナンデス(カナダ)に敗れたショックで動揺した。大坂は第2セットで、あと1つ自分のサービスゲームを取ればこの試合に勝利するところだった。だがそのゲームを落とし、そのまま第2セット、第3セットを取られ相手に勝利を奪われてしまった。フェルナンデスにとってはキャリア最大の勝利となった。


大坂は試合後の記者会見でも、当然ながら動揺していた。そして、もう試合で勝つことは自分を幸せにはしてくれないと語った。グランドスラムで4回優勝している大坂は、テニスから暫く離れると言った、いつ戻るかは明らかにせずに。


テニスチャンネルの番組の中で、大坂の決断についてティームが尋ねられた。彼も、昨年グランドスラムでの初優勝を果たした後に、メンタル上の問題を抱えるようになった経験から、彼女は休養をとっても許されるだけのことを成し遂げていると話した。更にティームは、彼女だけでなく他の選手たちにも言えることだが、コート上でハッピーな気持ちでいられることがベストのプレーをするために必要なんだと強調した。


「彼女はそう(休養)できるだけのことをやってきたと思う。それに彼女だけじゃなくて全ての選手がそうだけど、一番大事なのは、コートに立ったらハッピーな気持ちでいることなんだ。そうでないと、ベストのプレーができない。そして彼女はもう誰かに何か(実力)を証明する必要はない」


大坂はここ暫くメンタル上の問題を抱えていて、今年の「全仏オープン」を途中で棄権した後に、2018年からうつ症状に悩んでいると明かしている。精神的な理由から「全仏オープン」では記者会見をボイコット。今回は記者会見には出席していたが、試合中には挫折感がある度に怒りをあらわにしていた。


ティームは、大坂はテニスから暫く離れることが必要だと賛成。プロのアスリートの生活は非常に負担が大きく、精神を健全に保つのが大変なのだと言い、休養後に大坂がさらに強くなって戻って来ると確信しているとした。


「彼女はもう既に4回もグランドスラムで優勝しているんだ、それはものすごいことだよ。コートから少し離れたくもなるだろう。プロのアスリートの生活って、すごく消耗するんだ。ハッピーじゃないといけないし、そのための手段を見つけないといけない。だからそうなれない時は少し離れて、そしてもっと強くなって戻って来る。彼女もきっとそうなるはずだ」


(テニスデイリー編集部)


※写真はウィーンでの記者会見のティーム
(Photo by Martin Juen/SEPA.Media /Getty Images)

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