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オフコート

子供のうちにスポーツをやめてしまう女の子は男の子の約2倍

2020年「ASBクラシック」でのセレナと娘

幼い頃にテニスラケットを手にし、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)のようになりたいと夢見る少女は世界中に沢山いる。だが、ティーンエイジャーになるまでテニスを続ける女の子は少ないという研究結果がある。米経済誌Forbesが伝えている。

「東京オリンピック」(日本・東京/7月24日~8月1日/ハードコート)では、世界中から集った有名なアスリートたちがしのぎを削って視聴者を楽しませているが、同時に多くの若い才能を知る機会にもなっている。


オリンピックは世界中で放映され幅広い観客のもとに届くため、子供たちの目標になりやすい。だが女性スポーツ財団によると、14歳までにスポーツを辞めてしまう女の子は、男の子の2倍いるそうだ。


セレナはこれを変えたいと考えている。今週発表された制汗剤ブランドSecretが展開する「Just #WatchMe」というキャンペーンと協同して、セレナは女の子がスポーツを辞めてしまう原因について関心を高めようとしている。その理由とはアクセスの無さ、資金やロールモデルの不足などだ。


Secretはニューヨークに24時間のポップアップ展示スペースを設け、女性オリンピアンを応援するパブリックビューイングを開催。さらに、少女たちのスポーツ参加を支援するため15万ドル(約1,643万円)を寄付することを発表した。


「プラットフォームを最大限活用することはとても重要よ」と現在39歳のセレナは語った。「Secretのような大きな会社がこのように関与してくれるのは素晴らしいことだわ」


スポンサーを得ることができれば、プロアスリートになるという目標にぐっと近づくことができる。セレナも自身のキャリアを通じてその重要性を理解しているが、コート上でやるべきことをやればスポンサーは後からついてくる、とも考えている。


「スポンサーはやがてついてくるものよ」とセレナは語る。「私が始めた頃はスポンサーなんていなくて、様々なことをして努力して認知度を上げる必要があった。私はただ最高のプレーをしたかっただけ。それに集中すれば、いつかうまくいくようになる。私は、好きだからプレーしている。他の何のためでもないわ」


セレナは「東京オリンピック」に出場しなかったが、自身のプラットフォームを使い、オリンピックに出場している女性アスリート、そしていつかアスリートになりたいと夢見る少女たちをサポートすることに情熱を燃やしている。


またセレナはロールモデルとして見られることについてこう語った。「私のやってきた全てのことは、ただ自然にやってきたことなの。その役割を果たそうと特に思ったことはないわ。そう思われるだけでとても名誉なことよ。協力できるのは嬉しい。いつでもサポートしたいし、できるよう準備しているわ」


5月の「WTA1000 ローマ」の後アメリカ代表の座を獲得したセレナだが、「ウィンブルドン」の記者会見で「東京オリンピック」に出場しないと表明。アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)との1回戦で、第1セット途中に芝の上で滑って右足に怪我を負い、後に試合を棄権した。特に怪我をオリンピック出場辞退の理由として挙げたわけではないが、リハビリはどうかと聞かれたセレナは笑いならが「順調よ!」と答えた。「もちろん順調よ、今後のニュースを楽しみにしてて」


セレナは13年ぶりにオリンピックを観戦することを楽しみにしているそうだ。「今年は観戦するのが楽しみ。そしてグランドスラムに集中するわ。たまには、ただ観戦するというのも楽しいと思う。しばらくそういうことをしていないから。自分が出場していると、あまり観戦できないの。だからすごく楽しいと思うわ」


そしてアメリカ代表としてオリンピックに出場する女子テニス選手たちにエールを送った。「試合に出て、素晴らしいパフォーマンスを見せて。あなたたちが自信を持ってやれることをして」


※為替レートは2021年7月30日時点


(テニスデイリー編集部)


※写真は2020年「ASBクラシック」でのセレナと娘
(Photo by Hannah Peters/Getty Images)

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