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オフコート

新婚のスビトリーナが苗字を変えない理由

2019年「ATP1000 マドリード」でのモンフィスとスビトリーナ

男子世界ランキング17位のガエル・モンフィス(フランス)と先日結婚した女子世界6位のエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が、テニス選手としては苗字を変えないことを明言した。米テニスメディア Tennis.comなど複数のメディアが報じている。

二人は7月16日に結婚式を挙げ、その後スビトリーナがSNS上の名前を「エリナ・モンフィス」に変更した結果、様々なウェブサイトが彼女のことをその名で記載するようになった。「東京オリンピック」(日本・東京/7月24日~8月1日/ハードコート)の初戦に向けていくつかの非公式なライブスコアサイトがスビトリーナの名前をモンフィスに更新したことでちょっとした混乱が生じたものの、テニス選手として名前を変更するつもりはないことをスビトリーナ本人が明言し、事態は収拾した。


これまでに2018年の「WTAファイナルズ」のチャンピオンに輝くなど、15のツアータイトルを獲得し、グランドスラムでは準決勝に2回進出。賞金総額は2050万ドル(約22億5500万円)を超えているスビトリーナはこう話した。「私はプロとしてのキャリアを最後までスビトリーナとしてプレーするつもりよ。苗字は引退した時に変更するわ。数多くの功績をスビトリーナとして残しているし、私はその名で知られているから」


別の理由として家族の誇りも挙げ、「もし私が苗字を変えてモンフィスとしてプレーしたら、父は怒るでしょうね」と笑いながら話している。「私はスビトリーナであることを誇りに思っているし、私のテニスキャリアはこの苗字と切っても切れないわ」


次はオリンピックのメダルを手にしたいスビトリーナは第4シードで「東京オリンピック」に参戦。2回戦では、先日の「ウィンブルドン」でベスト8と躍進した世界51位のアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を4-6、6-3、6-4で下した。49本のアンフォーストエラーとファーストサーブの確率が50%だったことも含めて自分のパフォーマンスに満足していないスビトリーナは「最初は悪くなかったけど、その後はすべてがうまくいかなかった。ひどいプレーばかりで、立て直すのにも時間がかかってしまった。自分のテニスがまったくできなかったわ」と振り返っている。


しかし続く3回戦では、これまで1勝2敗と負け越していた第14シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)にフルセットの末に勝利。今年の「全仏オープン」でベスト4となり、スビトリーナと同じように国を代表することに「誇りを感じる」と語るサカーリとの4度目の対戦は一進一退の好ゲームに。最後はよりミスの少なかったスビトリーナが競り勝ち、ベスト8入りを果たした。


女子ではアシュリー・バーティ(オーストラリア)、大坂なおみ(日本/日清食品)、アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)、イガ・シフィオンテク(ポーランド)ら上位シード選手が次々と敗退。8人の上位シード選手のうち準々決勝に残ったのはスビトリーナと第7シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)だけとなった。リオデジャネイロ大会でベスト8だったスビトリーナは、自身初のオリンピックでのベスト4をかけて世界61位のカミラ・ジョルジ(イタリア)と対戦する。


一方のモンフィスは、世界66位のイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)に敗れ、1回戦で敗退したシード選手の一人となってしまった。ジェレミー・シャルディ(フランス)と組むダブルスでは1回戦を突破したが、2回戦でドイツのヤン レナード・ストルフアレクサンダー・ズベレフと対戦、粘ったものの4-6、5-7で負けている。


※為替レートは2021年7月28日時点


(テニスデイリー編集部)


※写真は2019年「ATP1000 マドリード」でのモンフィスとスビトリーナ
(Photo by Julian Finney/Getty Images)

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