マイページ

オフコート

差別発言をした元ジュニア王者に罰金処分

「ATP500 バルセロナ」でのルーン

試合中に差別的な発言をしたとして、ATPの調査対象となっていた元ジュニア王者の18歳ホルガ ビートス ノディシュコフ・ルーン(デンマーク)。彼に罰金処分が課されることになった。伊ニュースサイト UBI Tennisが報じている。

ルーンは6月初め、イタリアのビエラで開かれたチャレンジャー大会の準決勝で、世界220位のトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)との対戦中に、同性愛嫌悪的なコメントをしていた。彼はミスショットをした後に母国語で「お前はナヨナヨした野郎だ」「お前はホモのケツのようなプレーをしている」などと言い、ポイントを獲得した際には「かかってこいよ、ホモ野郎」と叫んでいた。


一連の発言をしている動画がSNS上で取り上げられ、非難の声が上がると、ルーンはInstagramでこれらは自分自身に向けて発した言葉だと釈明。彼はさらに、母国テレビ局に出演して声明を発表し、自分の発言によって不快感を与えてしまった人たちに謝罪していた。


そしてATPは調査の結果、ルーンに1500ユーロ(約20万円)の罰金を科した。これは、彼が最終的に初優勝したビエラでのチャレンジャー大会で得た賞金の24%に相当する。なお、この処分は、ルーンがすでに自分の発言を謝罪していること、彼がこれまでにツアーで問題を起こしていないことが考慮された結果だという。


2020年にプロに転向したルーンの世界ランキングは現在231位。2019年の「全仏オープン」ジュニア男子シングルスで優勝を飾ると、昨年からATPツアーにも参加し、今年3月の「ATP250 サンティアゴ」では予選から勝ち進んでベスト8。問題発言をしたビエラ大会の後は、フランスのリヨンで行われたチャレンジャー大会で準々決勝に勝ち進んでいる。


※為替レートは2021年6月18日時点


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP500 バルセロナ」でのルーン
(Photo by Quality Sport Images/Getty Images)

オフコートの関連記事

PAGE TOP
menu