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オフコート

悪童キリオス 別の悪童と比較されて激怒「最大の侮辱」

「ATP500 ロンドン」でのキリオス

様々な言動で物議を醸す「悪童」のニック・キリオス(オーストラリア)は自らをバッドボーイと定義しているが、別の悪童と比べられることには我慢がならないようだ。Tennis World USAなどが報じている。

キリオスは4月27日、Instagramのストーリーズに以下のような怒りのメッセージを投稿。「今日、バーナード・トミック(オーストラリア)と比べられた。これまでで最大の侮辱だよ。あいつが基金を集めてるか?何か成し遂げたことがあるってのか?森林火災の時に募金を呼び掛けたか?あいつと比べられるなんて最低だ!ちゃんと勉強しとけ。それと業績といえばな、俺はビッグ4を下したぜ」


どうやらキリオスはSNSでトミックと比べられたようで、自身がこれまでにやった慈善活動を列挙しながら、同胞を批判している。キリオスと3つ年上のトミックは「デビスカップ」でともに戦った仲間であり、かつてはいい友人だったが、トミックが問題行動を繰り返してトップ100から外れるようになった2年前あたりから関係が悪化。今年の「全豪オープン」では隔離中のトミックと恋人が問題行動を起こしているとして、キリオスが2人を非難する場面もあった。


ちなみに、キリオスは発言通り、ビッグ4全員から勝利を挙げたことのある数少ない選手の一人だ。ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に2勝0敗と負けなしで、ラファエル・ナダル(スペイン)からは3勝、ロジャー・フェデラー(スイス)とアンディ・マレー(イギリス)からは1勝ずつ挙げている。なお、トミックとの対戦経験はない。


トミックは18歳で出場した2011年の「ウィンブルドン」でベスト8、2016年にはキャリアハイの17位を記録と、かつてはオーストラリア期待の選手と見なされていた。しかし「テニスに飽きた」と公言したり、無気力プレーで罰金を課されたり、不適切な発言で「デビスカップ」メンバーから外されるなど問題行動が増えていく。近年はATPツアーの本戦に出場する機会が減り、現在のランキングは207位まで下がってしまった。


一方のキリオスも、同じテニス選手たちが一目置くほどの才能を持っているにもかかわらず、試合中に判定をめぐって審判と言い争ったり、他の選手の言動をSNSで強烈に批判したりと、喧嘩っ早い行動を繰り返している。


せっかくの才能を生かしきっていないという点が共通しているキリオスとトミック。彼らがコート外のことに気を取られることなく、試合で本領をいかんなく発揮してくれる日は来るのだろうか。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP500 ロンドン」でのキリオス
(Photo by Alex Pantling/Getty Images)

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