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動物大好きなテニス選手がペットの里親募集のウェブサイトをスタート

2019年「ATP250 エストリル」のダビドビッチ フォキナ

幼い頃から動物が大好きなアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が、スペイン国内でのペットの飼育放棄や虐待を減らすためのプロジェクトを立ち上げた。

現在テニスの世界ランキング58位のダビドビッチ フォキナは、新型コロナウイルスのパンデミックによる影響を受けて増加している、ペットの遺棄に対する一般の認識を高めようと活動を始め、スペインで開催された「ATP250 マルベージャ」の合間を縫ってこれを発表した。パンデミックのせいで生活に困窮した人々がペットを手放す現象が世界中で急増しており、彼の住むスペインも例外ではない。この状況を受けて、彼はAdoptas.orgというペットの里親探しのウェブサイトを立ち上げた。


「このことを発表するのは、テニスの試合よりも緊張したよ」とダビドビッチ フォキナはZoomでの記者会見で話した。「僕はこれを、動物への愛情に基づいてやっているんだ。ペットの遺棄の増加を知って、すごく心が痛んだんだよ」


「パンデミックのせいで街がロックダウンされて、そして多くのペットが捨てられることになった。悲惨なことに25%も増加したんだ」とスペインの現状を伝えた。


このプロジェクトは、スペインでの彼の知名度を生かして、国内の動物シェルターが里親を見つけるスピードを上げることと、寄付を募ることを目標にしている。同時に、ペットショップやブリーダーからではなくシェルターから動物を引き取るメリットについて知らせ、動物の飼い方についても一般の人に広めようとしている。


21歳のダビドビッチ フォキナにとって、動物への愛はずっと大事なものだった。スペインのマラガ地方出身の彼は、幼い頃から野良犬などの動物たちをとても身近に感じてきた。と言うのも、親が家でペットを飼うのを許してくれなかったからでもある。


「子供の頃から動物が大好きだったんだけど、ペットを飼わせてもらえなかった。母が僕がアレルギーになるのを心配したからなんだ。放課後に、玄関にやってくる野良犬を撫でてあげて、一緒に何時間も遊んだよ」


「野良犬を見つけると、いつも店に行って食べ物を買ってきて食べさせてあげた。もし怪我をしてたら、シェルターに連絡した。ペットはぬいぐるみとは違うんだ、虐待されてはいけない。今は2匹の猫を飼っているけど、僕にとっては自分の子供みたいなものだ。捨てるとかいじめるとか、絶対にあり得ないよ」


このウェブサイトには、マルベージャ、バレンシア、トレドなどの都市を始めとするスペイン中のシェルターから既に50匹以上のペットが登録されている。詳しい情報、引き取りが可能なペットについてはAdoptas.orgのサイトを訪問して欲しい。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2019年「ATP250 エストリル」のダビドビッチ フォキナ
(Photo by Carlos Palma/NurPhoto via Getty Images)

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