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オフコート

20歳のテニス選手がカラダの一部を販売!?

2019年「全豪オープン」でのもの

今スポーツ界ではNFT(non-fungible tokens)が熱い。日本語で「代替不可能なトークン」と呼ばれるNFTは金銭との交換や他のNFTとの交換が可能で、トレーディングカードや絵画などあらゆるものがNFTとして扱われている。先日、ジェシカ・ペグラ(アメリカ)もテニス選手として初めてNFTのトレーディングカードをオークションにかけたばかりだ。そして今度はクロアチア出身のテニス選手、Oleksandra Oliynykovaが自身のNFTを売り出したが、その内容が一風変わっている。Tennis World USAなど複数メディアが報じた。

首や胸元、腕などに人目を引くタトゥーを入れているOliynykovaは、「body billboard(カラダの広告塔)」というコンセプトをもとに、腕の一部にタトゥーやボディアートを入れる権利を販売した。


つまり、その権利を手に入れた所有者は彼女の右の肩から上腕部にかけて好きなタトゥーやボディアートを入れることができる。この権利はNFTの人気マーケットプレイスを介して5415ドル(約59万円)で落札された。


Oliynykovaによると、落札者はNFTとして一生彼女の右腕と肩に確保されたスペースを所有し、好きなデザインを入れることもできれば、何も入れないままにすることもできる。


20歳のOliynykovaは現在世界ランキング655位。グランドスラム本戦出場はおろか、WTA大会でプレーした経験もまだないものの、本人は自分のキャリアが今後うなぎ昇りになると請け合っている。そうなれば右腕のデザインがより多くの人の目に触れるため、腕と肩の価値が高まる可能性があるというわけだ。


「私が“ウィンブルドン”やローランギャロスに出るようになったら、(所有権を)もっと高値で転売すればいいのよ。これからプレーするあらゆるテニスコートで、所有者のデザインやメッセージを披露するわ。まだ20歳でキャリアもこれからの私に賭けてみるのはどうかしら」


テニス界最大のスーパースターの一人、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)の夫であるアレクシス・オハニアン氏はNFTの熱心な投資家としても知られ、最近、数千ドルを投じてセレナのトレーディングカードやデジタルのコレクターズアイテムを購入。他のNFTにも投資している大富豪のオハニアン氏は、セレナのNFTについてこう話した。


「これは私にとって最大の個人投資です。正直に打ち明けると、この1年半の間にセレナのカードを集め続け、今では世界最大のコレクションになっているんです」


大ブレイクするのは時間の問題と言われるNFT。その一例として、NFLでは4度目のスーパーボウル優勝を果たしたばかりの人気選手ロブ・グロンコウスキーがNFTのカードコレクションを出したところ、総額180万ドル(約1億9750万円)の売上を記録し、その後の転売も活発だ。今後もNFTの話題から目が離せない。


※為替レートは2021年4月7日時点


(テニスデイリー編集部)


※写真は2019年「全豪オープン」でのもの
(Photo by Andy Cheung/Getty Images)

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