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オフコート

テニスの元世界王者が Netflix作品の影響でSNSのアプリを削除

「ATP500 ロッテルダム」でのマレー

テニスの元世界ランキング1位のアンディ・マレー(イギリス)が、TwitterとInstagramのアプリを削除したという。そこには大手動画配信サービスNetflixの作品の影響があったようだ。英Telegraph紙が報じている。

「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/3月1日~3月7日/ハードコート)1回戦で世界193位のロビン・ハッサ(オランダ)にフルセットの末に逆転勝利を収め、「全米オープン」での西岡良仁(日本/ミキハウス)戦以来およそ半年ぶりに、ツアーレベルの大会で白星を挙げたマレー。その試合後に、数日前にSNSのアプリを自身の携帯電話から削除したと語った。


「僕はもうTwitterアプリもないし、先週にはInstagramも消したよ」と明かしたマレー。彼のSNSにはしばしば、そろそろ引退すべきではないかというコメントが寄せられるそうだが、それはSNSを止めた直接の原因ではないという。


「その件(引退コメント)は関係ないよ。少し前に『監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影』を見たんだ」


Netflixで配信されている『監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影』は、Google、Facebook、TwitterやInstagramなどの開発・発展に寄与した専門家たちの証言を交えながら、例えばある人が好むタイプの情報ばかりを与えることによって人々の思考を偏らせたり、SNS中毒に陥らせるといった、SNSが人間に及ぼす危険な影響を検証したドキュメンタリー作品だ。


「あの作品は素晴らしいと思った。SNSの開発に関わった人たちが話しているのを目にして、ああ、(SNSを)もう止めようと思ったんだ。それで自分の携帯からアプリを削除したよ。つらかったけどね」


マレーはここ数年、Twitterはほとんど更新していなかったものの、Instagramでは故郷スコットランドの民族衣装であるキルトを着た姿や、誕生日に寿司のトレーを持った姿をアップしたり、先月の「全豪オープン」に出場できなかった悲しさを雪だるまを作って表現するなど、折に触れてメッセージを発信していた。


なお、「ATP500 ロッテルダム」では2回戦でアンドレイ・ルブレフ(ロシア)にストレートで敗れている。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP500 ロッテルダム」でのマレー
(Photo by Henk Seppen/BSR Agency/Getty Images)

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