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オフコート

ブライアン兄弟「引退後の人生を楽しんでいるよ」

2020年「ATP250 デルレイビーチ」でのブライアン兄弟

歴史上最も成功したダブルス、双子のボブ・ブライアン(アメリカ)とマイク・ブライアン(アメリカ)は、昨年8月に引退した。それから半年が経った現在、ブライアン兄弟は自分たちの決断に満足しているようだ。ATPが報じている。

「今、僕たちは引退後の人生を楽しんでいるよ。2人とも家族がいるから、子供たちとの時間をたっぷり取っている。良い人間を育てるためには精力を注ぐことがとても重要だと僕たちは考えているんだ」とマイク。「もしかしたら、彼らがブライアン兄弟という遺産を引き継いでくれるかもしれない。ボブにはブライアン兄弟がいる。僕のところにも1人いる。別のことに楽しみを見出すかもしれないけどね」


ボブには息子が2人に娘が1人と計3人の子供がいる。マイクは一人息子の父親だ。アメリカを代表するテニス選手だった2人にとって、引退する以前から家族はとても大切な存在だった。ここ数年、彼らが重要な大会で優勝した時には、ボブの子供たちがそばにいることが多かった(マイクの息子は昨年4月生まれ)。兄弟の最後のツアー大会となってしまった2020年2月開催の「ATP250 デルレイビーチ」でも、ボブの子供たちが駆けつけ、父親たちの優勝を一緒に祝った。


「僕たちは素晴らしい23年間を過ごしてきたよ。一つのことをやるには長すぎる時間かもしれないね」とボブは語った。「今、寂しいと思うことはほとんどないけれど、起きて達成すべき目標があるという状態は恋しいかな。目標、大会、ゲームの改良といった達成すべきものがあって、それを君(マイク)と実行するってことはね」


ボブとマイクは、ツアー大会のダブルス部門で119個のトロフィーを共に獲得し、比類のない成功を収めてきた。ファンの中には、トレードマークであるチェストバンプや、ファンのサインや写真の要求に長時間応えていた姿が印象に残っている人もいるだろう。だが、一方で兄弟は激しい競争心を持った選手でもあり、その気質はなくなるものではない。


「競争は楽しいね」とボブは語る。「今はチェスやパーチージとかのゲームにハマっているんだ」


ブライアン兄弟の成功は、見た目ほど簡単なものではなかった。2018年8月にボブが右臀部の手術を受けたように、ここ数年は特に困難に見舞われた。しかし、目標を追い求めること、多くの場合、その目標は彼らにとって高尚なものだったが、それこそが彼らが40代に入っても前へ突き進むことができた要因だった。


「1つのことに焦点を合わせるんだ。それは、試合に勝つこと、大会で優勝すること、そしてナンバー1で終わるよう努力すること。それを原動力にする。その目標があるおかげでベッドから起き上がれるのさ」とマイクは語った。「僕たちは2人とも競争するのが好きだ。アドレナリンがほとばしる感じがいいんだよね。勝ち負けによるアップダウンや、週毎に他の選手と比べて自分たちがどこらへんにいるのかを知ることがね」


ファンによる人気投票のダブルス部門で14回も選ばれたボブとマイクは、まだまだコートで活躍する実力を持っているが、42歳でラケットを置くことを決めた。何もかも永遠に続くことはない、という良い例なのだろう。


「僕たちはとても楽しい時間を過ごしたよ。でも、もう身を引く時だったんだ」とボブは語る。「僕はツアーがなくなって寂しいな」とマイクが付け加える。「あまりに長くやってきたことだから、とても心地良くなっていたんだ。すごくシンプルな生活だったからね」


(テニスデイリー編集部)


※写真は2020年「ATP250 デルレイビーチ」でのブライアン兄弟
(Photo by Aaron Gilbert/Icon Sportswire via Getty Images)

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2019年に全豪を制覇、2020年全米では2度目の優勝を果たし、世界に影響力を持つ大坂なおみ。アスリートとしてだけではなく、"人種差別問題"にも問題提議を続けた勇気ある行動を示した彼女の今シーズンの活躍から目が離せない。

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