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キリオス「ナダルと対戦するとはこういうこと」SNSで称賛コメント

写真は「全豪オープン」でのナダル(左)とキリオス(右)

ラファエル・ナダル(スペイン)とニック・キリオス(オーストラリア)は過去に8度対戦し、ナダルが5勝を上げている。二人が最後に対戦した昨年の「全豪オープン」では、ナダルが4セットに及んだ接戦を制し、準々決勝に進んだ。


それ以降キリオスは1試合にしか出場していないので、この対戦で経験したスリルと興奮を今も覚えているようだ。つい先日キリオスはこの試合の中で特に盛り上がったポイントの1つをおさめた動画をInstagramに投稿し、ナダルを称賛した。Tennis World USAが報じている。

動画の中で二人は、厳しいクロスショットの応酬、ドロップショットや背面ショットなど手に汗握るラリーを繰り広げるが、最後はナダルのショットを返し切れなかったキリオスが力尽きてコートに仰向けに倒れる。キリオスのつけたコメントは「ラファと対戦するとはこういうこと(泣き笑いの絵文字)」。


地元のスター選手であるキリオスは、全力を尽くして当時世界ランキング1位であったナダルに食らいついたが、3時間38分の激闘の末に3-6、6-3、6-7(6)、6-7(4)で敗れた。


キリオスはこの試合で25本のサービスエースを決めたが、勝利を掴むには不十分だった。


ナダルは64本のウィナーを決めたのに対しアンフォーストエラーは27本にとどめるなど、素晴らしい数字を記録したが、第1セット以降はキリオスのリズムを崩すのに苦戦した。


第1セットでは、フォアハンドのウィナーで2-1と先行したナダルが次のキリオスのゲームをブレークし、リードを奪う。その後も自分のサービスゲームで強力なサーブを決めて優位を崩さず、試合開始から36分後、6-3でナダルが第1セットを奪った。


第2セットの第1ゲームはキリオスにとって最大の難関となった。キリオスは3度のブレークポイントをしのぎ、4度のデュースの後にこのゲームのキープに成功したが、これがこのセットの流れを大きく変えることとなった。


キリオスは長いラリーにもついていけるようになり、美しいロブで第3ゲームをキープすると、その数分後には見事なフォアハンドのダウンザラインでウィナーを決めて、この試合初めてのブレークに成功。その後5-3から2本のサービスエースを決めたキリオスがこのセットを手にした。


35本のウィナーが飛び出した第3セットは最初から最後までハイレベルなテニスの応酬となり、この試合最大の見せ場となった。キリオスは3-4で握られたブレークポイントを完璧なドロップショットで切り抜け、2本のサービスウィナーでこのゲームをキープ。5-6の場面では2度のデュースの末にキープに成功し、タイブレークに持ち込んだ。


タイブレークではキリオスのダブルフォールトでナダルが6-5とリードしたが、その場面でナダルもダブルフォールトを犯して6-6に。そこからボレーを決めたナダルが再びリードし、次のポイントでキリオスがフォアハンドのショットをネットにかけて、ナダルがこのセットを勝ち取った。


第4セットでは、第3ゲームをラブゲームでブレークしたナダルが勝利に近づいた。しかしナダルが13ゲーム連続キープで勝利するかと思われた5-4の場面で、キリオスがブレークに成功。続くゲームでキリオスが2度のブレークポイントをしのぐと、ナダルは4本のウィナーで自分のゲームをキープし、このセットもタイブレークにもつれこんだ。


タイブレークでは、キリオスがドロップショットに失敗しナダルが5-3とリード。6-4でのナダルのサーブがキリオスのミスを誘い、ナダルがこの試合の勝利を決めた。これにより、ナダルは「全豪オープン」で12度目の準々決勝に進出。


以前キリオスを「観客にも他の選手にも、そして自分自身にもリスペクトが足りない」と批判していたナダルは、この試合の後で「キリオスは観衆をとても楽しませることのできる、テニスにとって大事な選手だ。この大会でのようにいつもポジティブな態度でいれば、どんな大会でも素晴らしい戦いができる才能がある」と讃えた。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全豪オープン」でのナダル(左)とキリオス(右)
(Photo by Jonathan DiMaggio/Getty Images)

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