
テニス不正監視団体であるTIU(テニス・インテグリティ・ユニット)は12月31日、2017年に発覚した5件の不正の処分として、Dagmara Baskova(スロバキア)を12年間の出場停止とし、4万ドル(約413万円)の罰金を科した。
Baskovaは八百長と、他の選手の八百長の疑いを知りながら報告義務を怠ったことを理由に処分された。彼女も容疑を認めている。罰金には執行猶予がついており、90日以内に1,000ドル(約10万3,000円)を支払う必要がある。
Baskovaは現在28歳でシングルスのキャリアハイは世界1,117位。彼女は既に引退している。
またTIUは1月1日よりインターナショナル・テニス・インテグリティエイジェンシー(ITIA)へと名称を変更する。
(テニスデイリー編集部)
※為替レートは2021年1月3日時点
※写真は2019年「全豪オープン」でのもの
(Photo by Andy Cheung/Getty Images)