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オフコート

コーチが語る、35歳ワウリンカの2021年の目標

2015年「全仏オープン」でのワウリンカ

グランドスラムで3度優勝経験のあるスタン・ワウリンカ(スイス)は、引退前にもう一度、男子テニス界の頂点を極めたいと考えているようだ。ワウリンカのコーチが語った内容を、伊ニュースサイトUBI TENNISが報じている。

2019年からワウリンカのチームに加わったダニ・バルベルデュ氏は、ワウリンカが今シーズンを力強く締めくくったことを受け、明るい展望を抱いている。シーズン終盤、ワウリンカは「ATP500 サンクトペテルブルク」と「ATP1000 パリ」の両方で準々決勝に進出。グランドスラムでの最高成績は「全豪オープン」のベスト8だった。


そんな「全豪オープン」も含めて2020年にいいスタートを切っていたワウリンカ。その後、新型コロナウイルスの大流行によってテニス界は5ヶ月もの長きにわたって中断することになったが、再開後の彼のモチベーションに問題はなかったという。


「ツアー体制が多少確立されて、大会が開催されるとわかってから、彼は意欲を取り戻した。僕らは、大きな目標に向かって、そして目の前の目標に合わせて練習することができた」とバルベルデュ氏は語る。


「シーズン最終盤のいくつかの大会では、とても勇気づけられたよ。彼は12月にまとまったトレーニングをこなす態勢に入っている。来年はシーズンを通してずっとプレーできるといいね」


最新の世界ランキングで18位につけるワウリンカは、現在35歳。同じスイス出身のロジャー・フェデラーよりは4歳若いが、ランキング上位100位までの選手の中では5番目の年長である。ここ数年は怪我に苦しみ、2017年の「ATP250 ジュネーブ」を最後に優勝から遠ざかってきた。それでもバルベルデュ氏は、ワウリンカが今も最高の選手の一人でありたいと願っていると確信している。「彼は間違いなく渇望している。選手生活の終わりにさしかかり、最後の奮闘を見せたいんだろうね」


ワウリンカの来年の目標については、以下のように語った。「目標は、ただ大会で優勝することじゃない。高いレベルで勝負できていると彼自身が感じることだ。グランドスラム優勝が目標だと言うのは非現実的だろう。ただ、それが起こり得るかどうかなら、もちろん起こり得るさ。彼には能力と経験がある。彼は、トップ選手たちといい勝負ができれば、大きな成果を得るチャンスは常にあると感じているよ」


勝負強いことで知られ、2014年には世界3位にもなったワウリンカは、その片鱗を2020年シーズンにおいても披露。前述の「全豪オープン」で世界ランキング4位のダニール・メドベージェフ(ロシア)を、「ATP1000 パリ」では8位のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を下すなど、今でもトップレベルの選手と互角にやり合えることを証明している。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2015年「全仏オープン」でのワウリンカ
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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