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オフコート

アガシ&グラフ夫妻が語る、トップであり続けることの難しさ

写真は最も有名なカップル、アガシとグラフ

テニス界の大御所カップル、アンドレ・アガシ(アメリカ)とシュテフィ・グラフ(ドイツ)が、そのキャリアとトップであり続けるプレッシャーについて語った。米テニスメディアBaselineが伝えている。

二人は合計30回グランドスラムで優勝している(グラフ22回、アガシ8回)。だが二人は、そのキャリアは夢のように良いことばかりではなかった、テニスとトレーニングに明け暮れる暮らしは、時に苦痛を伴っていたと話す。


アガシは言う。「誰もが苦しむ。トロフィーを掲げている姿を見れば、素晴らしい人生だと思うかもしれないが、そのために痛みや苦悩を潜り抜けてきた選手たちは、誰もが同じ不安を抱えている」


グラフはトップに到達するだけでなく、その座を維持することの厳しさ、自らにかけ続けたプレッシャーについて語った。「テニスでは毎日コートに出て、自分の限界まで頑張ろうとする。でもその感情的なバランスをとるのは難しい。身体的には可能でも、精神的には、毎日自分のベストを出すことはとても難しいの」


アガシはわずか2歳からテニスを始め、16歳でプロになった。彼の生活の中心はテニスで、テニスをしないという選択肢はなかった。アガシはそんな育てられ方はとても良くないと考え、そういうことを変えようとしている。「僕には選択の余地が与えられず、幼い頃から学校には行かずにテニスをすることを強制されたから、僕の人生は僕のものではないようだった」とアガシ。


グラフは夫に賛同するが、同時にプロテニス選手になることで得られる経験は、その後の人生にも役に立つと語る。「大変なこともたくさんある。でもその後の人生に役立つこともたくさんあるわ。普通の人生なら、28歳とか30歳というのはキャリアが始まる頃なのに、私たちは既に一つのキャリアを終えているのだから」


アガシとグラフは、今は教育に力を入れ、アンドレ・アガシ慈善財団を通じて子供たちに様々なオプションや機会を与えようとしている。


2001年に結婚した二人は、今もとても仲がいい。アガシがたった一つ残念に思っているのは、あと10年早くグラフと今のような関係になれなかったことだそうだ。


(テニスデイリー編集部)


※写真は最も有名なカップル、アガシとグラフ                  (Photo by Rindoff Petroff/Suu/Redferns)

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