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オフコート

16年ぶりに途絶えてしまったフェデラーとナダルの記録

※写真は2019年「全米オープン」での(左)フェデラーと(右)ナダル

テニス界の二人のスーパースター、ロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)は、グランドスラムに次ぐ規模のマスターズ1000大会で、二人合わせて101回決勝に進出し、63回の優勝を遂げている。だがその二人が16年間続けてきた記録が、残念なことに今年途絶えてしまった。Tennis World USAが報じている。

フェデラーが初めてマスターズ1000大会で優勝したのは2002年のハンブルクだった。翌2003年に、フェデラーは「ウィンブルドン」でグランドスラム初優勝を遂げるが、マスターズ1000大会での優勝はなかった。


そして2004年に、フェデラーはインディアンウェルズ、ハンブルク、カナダの3つのマスターズ1000大会で優勝。2005年にナダルはマスターズ1000大会で初優勝を挙げ、この年のマスターズ1000・9大会のうち8大会をフェデラーとナダルが制した。


そして2004年から2019年まで16年間、フェデラーとナダルがどちらもマスターズ大会で優勝を逃した年はなかった。怪我や不調で大きなタイトルから遠ざかった2015年・2016年でも、それぞれ1回の優勝を遂げた。そしてその後の3年間では、二人合わせて11回のタイトルを獲得した。


だが2020年、フェデラーとナダルはどちらもマスターズ1000大会で優勝することはできなかった。フェデラーが出場した公式戦は「全豪オープン」のみで、その後2度の膝の手術を受け、年内にツアーに戻ることはなかった。


一方でコロナ禍により多くの大会が中止となり、毎年9つあるマスターズ1000大会自体が、3つしか開催されなかった。そのうち最初の、シンシナティからニューヨークに場所を移して開催された「ATP1000 ウェスタン&サザンオープン」には、ナダルは出場しなかった。


そしてナダルが「全仏オープン」前に出場した「ATP1000 ローマ」では、準々決勝でディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)に敗退。1年の最後のマスターズ1000大会である「ATP1000 パリ」はナダルが最も不得意とする室内ハードコートで、過去1度も優勝したことのない大会だ。ナダルは準決勝に進出するが、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に敗れて、マスターズ1000大会で優勝することなくシーズンを終えた。


来る2021年がどういうシーズンになるのか、予想することは困難だが、フェデラーとナダルはまだまだ元気に新しい記録に挑み続けてくれるはずだ。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2019年「全米オープン」での(左)フェデラーと(右)ナダル
(Getty Images)

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