
今年の「全米オープン」でグランドスラム3度目の優勝を遂げた23歳の大坂なおみ(日本/日清食品)は、先日インタビューで子供の頃のことや両親について語った。テニス関連ニュースサイトTENNIS TONICが報じている。
家族との関係について、大坂は答えた。「“全米オープン”で優勝した時、私たちはずっと“バブル”の中にいたから、それほどお祝いはできなかった。でも姉が、サプライズで会いに来てくれたの。姉は私が優勝すると固く信じていてくれたんだと思う」
「両親ともとても仲がいいわ。もちろん誰にもあるようにぶつかることもあるけどね。ずっと両親の面倒をみたいと思ってた。そのために成功したいと思ってたわ」
「憧れのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)とグランドスラムの決勝で戦いたいと夢見ていたし、だからそれが実現したのは信じられないようなことだったけど、それよりも私の最大の目標は家族の面倒をみること」
また、何歳ぐらいでプロテニス選手になろうと決めたか問われた大坂は、「3歳の時にテニスを始めたけど、それからテニス以外のものはなかった。だから7歳ぐらいにはプロになろうと決めていたと思う。もちろん動物学者とか、何か他のものになろうかと考えたこともあるけど、それはいつも第2の選択で、テニスが一番だった」
「それでもずっとやっていけるのかという迷いはまだあったけど、15歳ぐらいの時にはっきりと心が決まったと思うわ」と話した。
次にどの大会に出場するのか聞かれた大坂は多分オーストラリアで、と答えた。テニスの上でも精神的にも大きな成長を遂げている大坂の、新たな活躍が楽しみだ。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全豪オープン」での大坂なおみ
(Photo by Mark Kolbe/Getty Images)
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