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もしもグランドスラムが3セットマッチだったらビッグ3の成績は?

写真は左からジョコビッチ、ナダル、フェデラー

現在5セットマッチで行われているグランドスラム男子シングルスが3セットマッチだったら、グランドスラム優勝回数トップ3のロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の優勝回数はどうなるだろう。Tennis World USAが報じた。

一部の人々の意見では、テニスをもっとたくさんの人に見てもらえる魅力あるスポーツにするためには、試合を短くするべきだという。だが他方には、グランドスラムは5セットマッチで戦うという伝統を守るべきだ、という意見もある。現在の世界王者ジョコビッチは前者、2位のナダルは後者の意見だ。


ジョコビッチは言う。「すべての大会を3セットマッチにすべきだ。伝統を守るのも大切だが、セット数を減らすなどして新しいファンを増やすことも大切だ」


だがナダルは「グランドスラムを3セットマッチにするのには反対だ。3セットを取らなければ勝てない、そのことがグランドスラムを特別な大会にしている。グランドスラムで勝つためには、精神的にも肉体的にもより強くなければならないんだ」という意見だ。


ではもしこれまでのグランドスラムが3セットマッチだったら、フェデラー、ナダル、ジョコビッチの成績は違っていたのか?もちろん、現実にそうであれば戦い方も違い、結果が違うことは大いに考えられるが、とりあえず数字の上での違いを見てみよう。


まずフェデラーは、グランドスラムで20回の優勝を遂げているが、もし3セットマッチだったら、2009年「全仏オープン」4回戦でトミー・ハース(ドイツ)に6-7、5-7で、2012年「ウィンブルドン」3回戦でジュリアン・ベネトー(フランス)に4-6、6-7で敗れていたことになる。


その一方、1999年「ウィンブルドン」1回戦、2002年「全豪オープン」4回戦、2005年「全豪オープン」準決勝、2010年「全米オープン」準決勝、2011年「ウィンブルドン」準々決勝、同年「全米オープン」準決勝、2016年「ウィンブルドン」準決勝、2018年「ウィンブルドン」準々決勝、2019年「全米オープン」準々決勝では勝っていたことになり、その後どうなっていたかは誰にもわからない。


次にナダルは、2010年「ウィンブルドン」2回戦でロビン・ハッサ(オランダ)に、2011年「全仏オープン」1回戦でジョン・イズナー(アメリカ)に敗れていたことになる。


そして2005年「全豪オープン」4回戦、2015年「全米オープン」3回戦、2016年「全豪オープン」1回戦、2018年「全豪オープン」準々決勝では、2セットを先取している。


だが最も興味深いのはジョコビッチの結果だろう。もしもグランドスラムが3セットマッチだったとしたら、ジョコビッチは優勝した17大会のうち5大会で敗退していたことになるのだ。「全豪オープン」では2012年の準決勝でアンディ・マレー(イギリス)に、そして2020年の決勝でドミニク・ティーム(オーストリア)に。


「ウィンブルドン」では2014年準々決勝でマリン・チリッチ(クロアチア)、2015年4回戦でケビン・アンダーソン(南アフリカ)に、「全米オープン」では2011年の準決勝でフェデラーに、それぞれ2セットを先取されている。


そして2005年「全米オープン」3回戦、2006年「ウィンブルドン」4回戦、2010年「全豪オープン」と「全仏オープン」の準々決勝、2017年「全豪オープン」2回戦では2セットを先取。


数字の上だけで見れば、グランドスラムが5セットであることの恩恵を最も受けているのは、5セット反対派のジョコビッチということになるようだ。


(テニスデイリー編集部)


※写真は左からジョコビッチ、ナダル、フェデラー                                 (Getty Images)









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12月4日 ライブ配信ページ
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■日程:2020年11月30日(月)~12月6日(日)
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