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オフコート

トニ叔父さんが語る「次世代」のナダルを育てる方法

写真は2017年「全仏オープン」でのナダル(右)とトニ(左)

今年の「全仏オープン」優勝で、ロジャー・フェデラー(スイス)と並ぶグランドスラム20回目の優勝を遂げたラファエル・ナダル(スペイン)。そのナダルを幼少時から育てたコーチとして有名な「トニ叔父さん」ことトニ・ナダル氏が、インタビューに答えた。Tennis World USAが報じている。

トニ氏は、今の時代にナダルのような選手を育てるのは不可能に近い、と言う。トニ氏によれば、今の選手たちは数年前の選手たちに比べて、忍耐や根気がない。前の世代の選手たちは何もかもがすぐに手に入るとは思わなかったが、今の選手たちはそれができると考えている。


「今の世の中では、努力することは難しい。今は何もかもがあっという間に手に入るようになっていて、そんな環境では忍耐は育たない」


またトニ氏は、ナダルは身体的にもメンタル的にも、どんなスポーツでも高いレベルの結果を出せる能力を持っていると話した。「ラファエル・ナダルは優れたアスリートになるために必要な資質を持っていた。まず、競い合うのが好きなことだ。それは優れたアスリートになるために欠かせない資質で、ラファエルが持っていたものだ」


「そして戦う技術があり、コーディネーション能力に優れていた。それでももちろん、テニス以外のスポーツでここまで成功したとは思わないけれど」


そしてもしもフェデラー、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ニック・キリオス(オーストラリア)のうち誰かをコーチする機会があるとしたら誰が良いか聞かれたトニ氏は、「その3人が私をコーチとして望むとは思えないよ。もっと優秀なコーチを望むだろうし、私以外のコーチと素晴らしい結果を出すだろう」と答えた。


それはナダル一家らしい謙虚な言葉だが、一面の事実でもある。ナダルと叔父であるトニ氏とのコンビの成功の秘密は、何よりも家族であるが故の二人の強い絆によるものとも考えられるからだ。


トニ氏はナダルが幼少の頃から2017年まで、ナダルのコーチを務めていた。その後は、トニ氏はナダルの開設したラファナダル・アカデミーで、校長として生徒たちを指導している。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2017年「全仏オープン」でのナダル(右)とトニ(左)
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)






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