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オフコート

ロッカールームでのナダルは対戦相手を委縮させる?

2019年「ATP1000 ローマ」でのナダル

テニスの元世界王者ラファエル・ナダル(スペイン)は、テニスにおける強さと共に、とても謙虚であることでも知られている。ではそのナダルのロッカールームでの顔はどうなのだろう。Tennis World USAが報じている。

先日ナダルは「全仏オープン」で優勝、自己の持つ大会最多優勝記録を13回に伸ばした。グランドスラムで4度目の、1セットも落とさないでのタイトル獲得だった。それによりナダルはグランドスラム優勝20回となり、男子シングルス最多記録でロジャー・フェデラー(スイス)と並んだ。


ナダルの集中力が尋常でないことは傍目にも明らかだ。だからナダルがロッカールームにいると、他の選手が近寄れないほどの雰囲気を醸し出しているのでは、と考える人々もいる。だがナダルは、自分は普段の生活ではとても穏やかだと話した。


「僕はロッカールームで声を荒げたりしないよ。冷たいシャワーを浴びて、ヘッドホンで音楽を聴いて、バンダナを結ぶ。対戦相手をびびらせるようなことは絶対にしない」


「全仏オープン」新女王イガ・シフィオンテク(ポーランド)のコーチであるPiotr Sierzputowski氏がその言葉を裏付けた。「彼はとてもマナーのいい人だ。いつも挨拶して、ウィンクしたり、笑顔を見せる。無礼なことなどまったくない。(ロッカールームでは)チームの皆とボードゲームをしたり、他の選手と話したり、皆と同じものを食べているよ」


だが敗戦の後の握手では冷たい態度の時もある。ナダルは言う。「時にはね。滅多にないし、普通のことじゃないかな。お互いを讃え合う必要もないし。見ている人が決めることだ」


「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/11月2日~8日/室内ハードコート)初戦で通算1000勝をあげたナダルの次なる大会は「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/1月15日~22日/室内ハードコート)。


「“ファイナルズ”はテニスの歴史の一部だ。大事な大会だし、その年の最高の選手たちのパーティでもある。ロンドンでの開催は大きな成功だったと思う。O2アリーナでのプレーを楽しんだよ。素晴らしい雰囲気、素晴らしい観客だった。来年からトリノに移るけれど、そこでも成功すると思う。イタリアのファンは情熱的だから」とナダルは語る。


ナダルは「ATP1000 パリ」でも「Nitto ATPファイナルズ」でもまだ優勝したことがないが、彼が集中するのはそのことではない。「大会に出場する時、集中するのは自分の最高のプレーをすることだけだ。確かに今年は今までの年とは違うけど……僕は最高のプレーをするために来ている」


(テニスデイリー編集部)


※写真は2019年「ATP1000 ローマ」でのナダル
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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