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破産宣告を受けたテニスレジェンド、借金返済目指すもトロフィー売却は拒否

写真は2020年イベントでのボリス・ベッカー

元「ウィンブルドン」王者ボリス・ベッカー(ドイツ)の苦境は続いているようだ。ベッカーは破産宣告を受けており、優勝トロフィーなどの資産が競売にかけられたが、グランドスラムのトロフィーを渡さなった。ウェブメディアEssentially Sportsが報じている。

ベッカーが渡さなかったとされるトロフィーの中には、彼のグランドスラム初優勝であった1985年の「ウィンブルドン」のものや、その翌年1986年の「ウィンブルドン」のものも含まれている。


偉大なテニスレジェンドの一人であるベッカーが破産宣告されたのは、2017年のことだ。彼は所持品を競売にかけて借金を返済するよう申し渡された。だがベッカーは資産隠匿などの罪状に対してロンドンの法廷に無罪を申し立てており、その裁判は2021年9月に行われる見込みだ。


ベッカーの弁護士は「ベッカーはこれらの告発に反論し、名誉を回復する決意をしております」と述べた。


告発によればベッカーは100万ポンド(約1億3,700万円)以上の資産を隠蔽し、資産を動かすのに現在の妻や元妻の名義の口座も使用していたとされている。さらにマネーロンダリングの容疑も受けている。


ベッカーは1985年、わずか17歳で「ウィンブルドン」男子シングルス史上最年少優勝者となり、一躍脚光を浴びた。ドイツ人選手が「ウィンブルドン」で優勝したのはそれが初めてのことだった。ペッカーは翌年「ウィンブルドン」を連覇し、最初の優勝がまぐれではなかったことを証明した。


キャリア通算では6度グランドスラムで優勝。「ウィンブルドン」「全米オープン」「全豪オープン」を制覇したが、「全仏オープン」での優勝は叶わなかった。


現役引退後、ベッカーは3年間ノバク・ジョコビッチ(セルビア)をコーチした。その3年の間に、ジョコビッチはベッカーが選手として叶わなかった「全仏オープン」での優勝を遂げている。


※為替レートは2020年10月26日時点


(テニスデイリー編集部)


※写真は2020年イベントでのボリス・ベッカー
(Photo by Hendrik Schmidt/picture alliance via Getty Images)

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