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オフコート

復帰のクライシュテルス、全米OP初戦敗退で今後は

写真は2020年イベントでのクライシュテルス

テニスの元世界女王、グランドスラムで4度の優勝を遂げているキム・クライシュテルス(ベルギー)は、今年初めに引退から復帰。2012年以来のグランドスラム出場となった「全米オープン」1回戦で、第21シードエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)に6-3、5-7、1-6で敗れた。クライシュテルスの今後はどうなるのだろうか。伊ニュースサイトUBI Tennisが報じた。

試合中、37歳のクライシュテルスにもチャンスはあったが、相手の粘りにあってものにできなかった。第2セットでは5-6からサービスゲームをブレークされて、セットを落とした。最終セット、クライシュテルスは相手の最初のサービスゲームをブレークしたが、その後6ゲームを連取され、大会から姿を消すこととなった。


「今日の試合まで、相手の選手をよく知らなかった。ここ数日の間に彼女の試合のビデオを観ただけ。そして実際に彼女の球がどれだけ速いか、サーブがどれだけ正確か、実戦でその感覚を掴もうとした」とクライシュテルス。


「第2セットの前半に、ブレークポイントが何回かあって自分にチャンスが来たと感じていたわ。けれどフットワークを少しミスしてしまい、短い球を取れなかった。それから彼女のサーブがずっと良くなって、リターンも良くなってきたと思った。それに第1セットよりもエラーも少なくなった」


「第3セット、彼女はボールがすごくよく見えるようになったみたいで、狙ったところに全部いっていたみたいだったわ」


新型コロナウィルスのパンデミックの影響で5ヶ月間ツアーが中断されたために、復帰してからクライシュテルスはまだ3試合しか公式戦でプレーできていない。今年初めには「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」でガルビネ・ムグルッサ(スペイン)に、「アビエルトGNP保険」ではジョハナ・コンタ(イギリス)にいずれもストレートで敗れた。


クライシュテルスは夏にエキシビション大会「ワールド・チーム・テニス」に出場。ソフィア・ケニン(アメリカ)、スローン・スティーブンス(アメリカ)らを相手に5連勝を挙げるという活躍も見せた。


彼女は復帰してからこれまでを、まだ「過程」であるとして、今後のことについてはっきり話さない。「全米オープン」試合後の記者会見で、このままプロとして続けますかとの問いに、クライシュテルスは曖昧な答えしか返さなかった。


「正直に言って、今はまだ分からない。これから考えるわ」と彼女は言った。「実際今年は異常な年だったし。ドバイとモンテレイでスタートした時、またトーナメントに出られるんだとすごく興奮したの。家族で一緒に世界を回るんだと思ってた。でもそうはならなかった。この先どうなるのか、見ていくしかないわ」


一方でクライシュテルスは、今回の試合で得たものがあったと言う。その発見を、これからどう練習していくかに活かしていけると話した。


「ここまで出場した公式戦の3試合で、今日の試合が自分として最も良かったと思う。もっと改善しないといけない点、更に伸ばすべき点、それが分かったのが一番の収穫だったと思うわ」


(テニスデイリー編集部)


※写真は2020年イベントでのクライシュテルス
(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)

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