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オフコート

西岡良仁のメンタル論。「劣勢の時にどうしたらいいか?」への回答

オンラインイベントでの西岡良仁

22日、男子テニス世界48位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が、オンラインテニス教室「N論」を開催。第3回となった今回は「メンタル」をテーマに、テニスに真剣な小学4年生〜大学生を中心として、テニス関連団体、指導者、メディアら100名以上が集まって語り合った。

「N論」とは、1人でも多くの若者が夢に向かって飛び出していくために、西岡を中心として多くの人がつながって自由に語り合い、学生たちが切磋琢磨していく場。西岡が一方的に話しかけて伝えるのではなく、参加者と語り合う双方向のコミュニケーションが一つの特長だ。


今回のテーマである「メンタル」は、第1・2回でも多くの参加者が気になっていたところ。特に質問で多いのは「劣勢の時にどうしたらいいか?」だ。


「メンタルの強さ」とはシンプルに「気持ちの強さ」と捉えられがちだ。しかし西岡はより具体的で重要な考え方を持っている。それは、劣勢の時は「やばい、どうしよう」となってしまうが、そこでパニックにならずに冷静な判断をし、その時のベストな選択ができるかどうかだという。


テニスは、1試合の中でも良い流れの時、悪い流れの時というアップダウンがある。その中でメンタルが強い選手は、勝負所を見極め、ベストな選択をして、「思い切りの良いプレー」をすると西岡は語る。


詳しく言えば、「思い切りが良い」とは、強打する・攻め切るといったことではない。そのポイント内で、ベストだと思った選択をプレーに思い切り反映できるかだと言う。


冷静になれれば、やるべきことが見え、次はこれをやると決めたら、やり切ることが大事だと語る。また、「やると決めたらやり切ってミスした方が良いし、判断してやり切ってミスしても後悔してはいけない。やろうと思っても迷ってできないのであればやらない方が良い、中途半端を一番やってはいけない」と、自身の過去の経験を踏まえて話した。


ではどうやったらベストな選択ができるかだが、それはトライ&エラーを繰り返し、しっかり振り返ることだ。ジュニアの頃から、練習や試合でミスした際に、それが「やるべきこと」だったのか、「やるべきではないこと」だったのか都度判断して振り返っていたという。そして次に同じ状況が来た際に、これを「やるべきだ」、あるいは「今度はこれを試してみよう」と蓄積していくことで、判断力が身につくと語った。


「N論」は単なるオンラインイベントではなくコミュニティであり、今後も月一回程度の開催を予定。現状はオンラインでの開催だが、時期を見てオフラインでの開催も検討しているという。また定期的な活動を通して「テニスの日常の中にN論があってほしい」と、ジュニアたちの間で「N論」が共通ワードになるような存在になりたいと語った。


(テニスデイリー編集部)


※写真はオンラインイベントでの西岡良仁

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