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オフコート

メドベージェフ、ナダルとのマッチポイントを「もう一度やり直したい」

写真は2019年「全米オープン」での(左)ナダル(右)メドベージェフ

当時世界ランキング1位だったラファエル・ナダル(スペイン)にとって、2019年「Nitto ATPファイナルズ」の幕開けはひどいものだった。アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)にストレートで敗れたのだ。年末の1位がまだ確定していない中、スリル満点だった「全米オープン」決勝以来となるダニール・メドベージェフ(ロシア)との再戦では、死力を尽くした2時間46分の末に、6-7、6-3、7-6でナダルが勝利をおさめた。

メドベージェフはこの試合で勝利を目前にしていた。最終セットを5-1でリードし、第7ゲームではマッチポイントを握ったにも関わらず、タイブレークに持ち込まれて逆転されたのだ。この試合についてメドベージェフは、もう一度あの試合をして、最終セットであれほどのリードを奪った後にもっと高いレベルでプレーすることができたらと語った。Tennis World USAが伝えている。


この試合は両者の3度目の対戦で、ナダルの3勝目となった。総ポイント数では、ナダルがわずか3ポイント上回っただけ。最終セット4-5の場面で試合の命運を左右するブレークを果たして決着を持ち越し、タイブレークを制して勝者となった。


ナダルは6度与えたブレークポイントのうち4度をしのぎ、自身は9度握ったブレークチャンスの4本をものにした。そして2017年の「ATP500 北京」以降で初めて、マッチポイントをしのいでの勝利をおさめた。ナダルは26本のウィナーと27本のアンフォーストエラー、メドベージェフは41本のウィナーと40本のアンフォーストエラーを記録した。


グランドスラム19度の優勝を誇るナダルは、中程度のラリーでメドベージェフを圧倒して勝利。これによって、年末1位を巡るノバク・ジョコビッチ(セルビア)との争いで欠かせなかった200ポイントを獲得した。


序盤からメドベージェフが優勢で、3-3でブレークチャンスを握るが、ここはナダルが守り切り、第1セットはタイブレークに。タイブレークの最後にサーブを決めたメドベージェフが7-3で、53分の後にこのセットを手中におさめた。


第2セットではナダルがプレーのレベルを上げ、サービスゲームでわずか6ポイントしか失わなかった。最初のゲームでメドベージェフが放った不注意なフォアハンドにコート上のいい位置で反応してブレークを果たし、メドベージェフにプレッシャーをかけ続けた。ナダルはサービスゲームを1つ1つ着実に守り、第9ゲームで2度目のブレークに成功。このセットを勝ち取って流れを引き寄せたかに見えた。


ところが、最終セットに入るとメドベージェフがいきなり第1ゲームと第3ゲームでブレークを果たして4-0と突き放し、第5ゲームでも2度のブレークチャンスを作った。ここで決めていれば、さらに差を広げることができた。


だがナダルはこの2度のブレークポイントを跳ね除け、反撃のためのエネルギーを取り戻した。1-5の場面では完璧なドロップショットでマッチポイントをしのぎ、4-5で2度目のブレークを果たして勝利の可能性をつないだ。


迎えたタイブレークの最初の9ポイントでは互いミニブレークを果たせなかったが、10ポイント目でメドベージェフのフォアハンドがアウトになりナダルがミニブレークに成功。そして次のポイントで、メドベージェフのバックハンドがサイドラインを割って試合は決着。ナダルが勝利の喜びを手にし、準決勝進出を賭けた争いに踏みとどまった。


「正直にならないとね。もし1つのポイントをやり直せるなら、ロンドンでのナダルとの試合の、あのマッチポイント。他に何が言えるだろう?答えるのが難しい質問かと思ったけど、実際は簡単なものだった」とメドベージェフは語った。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2019年「全米オープン」での(左)ナダル(右)メドベージェフ
(Photo by TPN/Getty Images)






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